コロナ禍の外遊び、気を付けることは?おすすめの遊びもご紹介
コロナが流行っている今!外遊びはダメなの?
コロナ禍の今、外遊びして良いのか悪いのか悩ましいところですよね。日本小児科学会の「新型コロナウイルス感染症に関するQ&Aについて」によると、屋外の遊びであれば感染伝播のリスクは低いと言及しており、一概に外遊びするのはダメ!というわけではないようです。
外遊びをする際には、できるだけ人込みを避けたり、手指を清潔に保ったりすることを意識して、しっかり感染対策したうえで楽しむことが大切ですね。
外遊びする際に取り入れたい基本のコロナ感染対策
コロナ禍でも、外遊びを取り入れることは決して悪いことではありません。運動不足の解消やリフレッシュといった、さまざまなメリットがあります。
パパやママにとっても気分転換になる場合があり、たまには外遊びの日を設けてみるのもおすすめです。
そこでまずは、外遊びの際に取り入れたい、基本の感染対策をご紹介していきます。
消毒液を持ち歩く
コロナから身を守るには、手指を清潔にしておくことが大切です。そこでおすすめなのが、アルコール消毒を持ち歩くこと。
お出かけに便利な小さいサイズのアルコール消毒がドラッグストアなどで販売されているので、チェックしてみてください。遊具を触った後や水分補給の前などに役立ちます。
マスクの着用は臨機応変に
外遊びに出かける際には、できるだけマスクを着用しましょう。とはいえ小さな子どもは、マスクを常時つけておくことが難しい場合もあります。
また、元気に外遊びをしていると、マスクを着用していることで、かえって息苦しくなることもあります。そんなときには、無理にマスクをつけなくてもOK。できる範囲でマスクの着用を心がけましょう。
とはいえ、やはり人込みや密閉された空間へ出向く場合にはマスクの着用をおすすめします。マスクの着用は、臨機応変に対応することがポイントです。
遊び相手にも気を配ろう
仲の良いお友達と一緒に遊びたいと思う気持ちはグッとこらえて、今は同居している家族や兄弟に遊び相手を絞ることも覚えておきたい感染対策です。自分が感染している可能性があるかもという危機を持って、周りにも気を配りましょう。
小さな子どものために大人ができること
外遊びをする際には、子ども自身だけでなくパパやママが気を付けられることもあります。
具体的には、やはり手指を清潔に保つこと!手指は子どもの身体や顔に触れる機会も多く、万が一ウィルスが手に付着していれば、そこから感染してしまう場合もあります。
まずは大人が手指を清潔に保つことで、子どもへの感染リスクを減らせるでしょう。
子どもに実践してほしいコロナ対策
ある程度大人の言うことがわかる年齢になったら、外遊びをする際のお約束事を伝えておきましょう。子どもに実践してほしいコロナ対策は以下の通りです。
まめな手洗い
やはり、手指を清潔に保つことは重要です。外遊び中には、こまめな手洗いをするように伝えましょう。
子どもはついつい遊びに夢中になりがちなので、パパやママのほうから「そろそろ手を洗おうよ」などとタイミングを見計らって、声をかけてあげてくださいね。
子どもと一緒にパパやママも手洗いをすれば、楽しく効率的に感染対策できますよ。
お友達の顔に触れない
コロナウイルスは、手を介して感染することもあるので、お友達の顔には決して触れないように、としっかり約束をしておくことも大切です。
きつい言い方で約束を守らせるのではなく、優しく声掛けをして、子どもの不安をあおらないように気を付けてあげてくださいね。
誰かと密着する遊びは避ける
コロナウイルスの感染を予防するには、密を避けることが大切と言われています。そこで約束しておきたいのが、他人と密着するような遊びを避けること。
例えば、相撲やおしくらまんじゅうなどは避けたほうがよい遊びのひとつです。できるだけ距離を保ちながら遊べる方法や、個人で楽しめる遊びを選びましょう。
遊び場を選ぶ際のポイント
コロナ禍のなかでの外遊び、どこへ出かけようか迷うことも多いでしょう。そこで、まずはどんなスポットを選べばいいのか、場所選びのコツをお教えします。
できるだけ混雑していない場所を選ぶ
密を避けるため、できるだけ混雑していない場所を選びましょう。特に土日などの休日には人の移動が多くなりがちなので、注意が必要です。
できるだけ混雑していないスポットを選ぶことはもちろん、人が密集しにくい広い場所をチョイスしましょう。また、遊ぶ場所選びに気を配るだけでなく、その場所にたどり着くまでの道のりも混雑を避けるように気を付けてくださいね。
お出かけの時間帯や曜日などを工夫してみるのもひとつの方法です。
歩いて行ける場所がおすすめ
公共交通機関に乗らなければ行けないような場所は避けるのがおすすめです。自宅近くの歩いて行ける場所であれば、電車やバスのような密閉空間を避けることができます。
どうしても遠出したい際には自家用車で行ける、駐車場付きのスポットへ足を運ぶのがおすすめです。
感染対策を取り入れているスポット
コロナウイルスの感染拡大を受けて、多くのスポットではさまざまな感染対策に取り組んでいます。
例えば、消毒液を配置したり、マスクの着用を義務付けたりと、その内容はさまざま。公式のホームページなどで確認して、しっかり感染対策を行っているスポットを選びましょう。
場所によっては営業時間の短縮や入場制限などを設けている場合もあるので、事前の確認が大切ですよ!
おすすめの遊びは?
子どもたちの成長にも大切な外遊びですが、どんな遊びをすればいいのか、迷ってしまいますよね。そこで、いろいろな遊びのなかから、コロナ禍でもできるおすすめの遊び方をご紹介しましょう。
公園で遊ぶ
まずはなんといっても公園遊びです。広いスペースや遊具など、公園によってその楽しさはさまざま。子どもが好きな遊具ある公園を選んだり、たまにはいつもと違う公園を選んで気分転換したりするのもいいでしょう。
また、自宅から自転車や三輪車を持参して公園遊びを楽しむのもおすすめです。広いスペースがある公園であれば、遊び方は無限!もちろん、なにか道具や遊具を使って遊ぶことにこだわらなくても、その空間を楽しんだりちょっとしたお散歩感覚で公園に訪れたりするのもいいでしょう。
公園は開放的な空間なので、コロナ禍のなかでも比較的外遊びしやすいスポットです。とはいえ、公園で遊んでいる際に遊具などに触れたら、こまめに手洗いをするように心がけてくださいね。
子どもだけでなく、パパやママも一緒に手洗いをしましょう。
ぶらぶらお散歩するだけでもOK
具体的な遊びを決めなくても、自宅周辺をぶらぶらお散歩してみるのもおすすめの遊び方です。外の風にあたり、日の光を浴びるだけでも気分転換になるでしょう。
また、じっくり周囲を観察しながらお散歩してみることで、思わぬ発見があるかもしれません。普段は通ったことのない道を歩いて、探検気分を味わうのもおすすめです。
自然に触れてみよう
草花が咲いているスポットに足を運んで、たまには自然と触れないながら遊ぶのもいいですね。例えば、笹舟や花冠を作ってみたり、虫の観察をしてみたりするのも、子どもにとって楽しいはず。
ときには、空を見上げて雲の流れや形を見て、いろいろな想像を膨らませてみるのも面白そうですね。
また、季節によって変わる植物や生き物たちの姿を観察してみるのもおすすめです。
アウトドア体験をして楽しむ
公園などでの外遊びにマンネリしていたり、ちょっぴり特別感を味わったりしたいときには、デイキャンプ場などに足を運んでバーベンキューなどのアウトドア体験をするのもおすすめです。
バーベンキューをする場合には、扱う道具への消毒や食材の取り扱いなどにも気を配りましょう。感染対策を積極的に取り入れているスポットを選ぶなどして、一工夫凝らしたアウトドア体験を楽しんでみてくださいね。
さいごに
コロナ禍のなかでも、外遊びは子どもたちにとって大切な時間です。心身の成長やリフレッシュなどの多くのメリットがあるため、感染対策をきちんと行って楽しく外遊びに出かけましょう。
場所選びにも注意しながら、普段はなかなかできない遊びなどを取り入れて、思いっきり身体を動かしてみてみてくださいね。