ハロウィンは子どもといっしょに歌やダンスで英語に触れ合おう!
そもそもハロウィンって?
ハロウィンはヨーロッパが発祥で、秋の10月31日に行われる“収穫祭”がはじまりとされています。
またこの日は日本で言うお盆のように、死者の霊が家族の元に帰る日だと考えられていました。しかし、一緒に悪霊や悪い魔女などがついてくると信じられていたため、収穫祭では秋の収穫を祝うだけではなく、悪霊たちを追い払う日とされていたのです。
そういった風習から、毎年10月31日になると子どもたちがそれぞれ自分の好きな格好に仮装して、近所の家を訪ね、お菓子をもらうという楽しみ方が主流となっています。
英語の歌で楽しくハロウィン!
それでは、まずは楽しいハロウィンの英語の歌からご紹介します。親子で口ずさんでみてくださいね。
Five Little Pumpkins
「Five Little Pumpkins」は、パンプキンの感情に合わせてわかりやすく曲調が変化することを楽しめる歌です。
パンプキンが1個から5個まで、徐々に増えながら色んな表情を浮かべていくので、数の数え方と感情を表現する英単語を学ぶことができます。
同じフレーズを3回繰り返す曲のため、子どもが真似しながら歌いやすいのも魅力のひとつです。
Knock Knock, Trick Or Treat?
アメリカのハロウィンの恒例行事、Trick or Treatの様子を歌った「Knock Knock,Trick or Treat?」。
子どもたちが好きなコスチュームを着て、お菓子をもらいにまわる様子をみていっしょに楽しめそうな歌です。
子どもといっしょにコスチュームを着て、おうちに居ながらでもハロウィンを楽しむこともできますね。
Peekaboo Halloween
0歳から1歳などの小さい子どもにおすすめなのが、「Peekaboo Halloween」。でてくるフレーズは2つだけと聞きなれやすい曲調で、親子で楽しみやすい歌になります。
Guess Who?
歌を聴いたり歌ったりしながらクイズを楽しめる「Guess Who?」。
魔女やフランケンシュタインなどのそれぞれの特徴から、正体を当てることができるので、英語でコミュニケーションを取ることができます。
Halloween ABC
ハロウィンに関連する英単語とABCをいっしょに学ぶことのできる「Halloween ABC」。
それぞれの英単語にわかりやすく映像がついているものが YouTubeなどにもアップされています。動画を見ながら子どもと一緒に楽しむのもおすすめです。
自宅でできる!英語を使ったハロウィンダンス!
次に英語の曲でできるダンスを紹介します。ゲーム感覚でできるものや、簡単な振り付けで覚えやすいものもあるので、子どもといっしょに英語を体で体感してみてくださいね。
Monster Freeze dance
「Monster Freeze dance」はその名の通り、音楽が止まるまでモンスターのような動きのダンスをし、曲が止まると同時に体もピタッと止めるゲームです。
すぐに止められなかった人や、次に曲がスタートする前にフライングで動いてしまった人はフロアから退場し、誰が最後まで残れるかを競います。
パパママと子どもで対戦や、ママ友などと集まるパーティーなどにもおすすめです。
Happy Halloween
子ども向けのハロウィンの英語ダンスとしておすすめなのが、「Happy Halloween」。
思わず口ずさみたくなるような曲調で、子どもも覚えやすい歌詞なので歌いながら踊ってみるのもいいかもしれませんね。
楽しみながら英語を習得できるので、ハロウィンの定番ソングとして英会話教室などにも用いられています。
VIVA HALLOWEEN
明るい曲調が特徴の「VIVA HALLOWEEN」は、YouTubeなどにも動画がUPされているので、見ながら振り付けを覚えることができます。
ハロウィンにちなんだモンスターやゴーストなど、さまざまな役をダンスで演出。普段から踊ることが好きな子どもと一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。
英会話でハロウィンを楽しもう!覚えておくと使える英語フレーズ
ここでは、ハロウィンで使える英語フレーズを紹介していきます。ハロウィンはもちろんのこと、日常会話で使えるものもあるので取り入れてみてもいいかもしれませんね。
Trick or treat!
ハロウィンでは定番とされている「Trick or treat!(お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ!)」。
近所の家をまわってお菓子をもらう際にこのフレーズを言うことが多いですね。おうちの中で「Trick or treat!」と言い合ってパパママからお菓子をあげても楽しめます。
Happy Halloween!
「Trick or treat!」と子どもに言われたときに使える英語フレーズのひとつとして、「Happy Halloween!(楽しいハロウィンを過ごしてね!)」があります。
ハロウィンフレーズではないですが、「Here you are(はい、どうぞ)」や「Have fun!(楽しんでね!)」など日常会話で使う英語を取り入れてみてもいいかもしれませんね。
Boo!
「Boo!(ばあ!/わあっ!)」は、人を驚かすときに使われます。小さな子どもなどと楽しみたいときにも使えるフレーズです。
How do I look?
自分の仮装をどう思うかを尋ねたいときに使える英語フレーズが「How do I look?(どんな風に見える?)」。ハロウィンだけに限らず、日常生活のなかでも自分が相手にどんな風に見えているのか聞きたいときに使えるので、覚えておくと便利です。
You scared me!
「You scared me!(あなた怖い!/私を怖がらせないで!)」は、仮装した子どもなどに使える英語フレーズです。こちらも日常会話に取り入れることができそうです。
I’ll be~this year
「I’ll be~this year(今年は~の仮装をします)」は、ハロウィン当日までの会話のなかでも使えます。「I’ll be witch this year」や「I’ll be ghost this year」のように使いましょう。
ハロウィンの定番キャラクターの英単語
ハロウィンでの仮装の定番キャラクターの英単語をいくつかピックアップしてみました。歌などにも使われることもあるので、覚えておくといいかもしれませんね。
- ghost(おばけ、幽霊)
- bat(コウモリ)
- zombie(ゾンビ)
- vampire(吸血鬼)
- witch(魔女)
- monster(怪物)
- mummy(ミイラ)
ハロウィンで使える英語フレーズのなかには、日常会話にも取り入れることができるものもあります。定番の「Trick or Treat!」以外にもさまざまな英語フレーズがあるので、子どもとハロウィンを楽しみながら覚えてみてくださいね。
ハロウィンにぴったりの英語の本
最後にハロウィンのシーズンにぴったりの英語の本を紹介します。英語が苦手なパパママでも読みやすいものもあるので、ぜひお気に入りの絵本を見つけてみてくださいね。
Boo who?
日本でダントツの人気を集めているのが、「Boo who?」。
日本語訳で、「とんがり帽子をかぶっているのは誰?」「魔女だよ」のように、ハロウィンにちなむ質問と応答を学ぶことができます。
子どもが分かりやすい鮮やかな色合いで、仕掛けのあるページに隠れている答えを探しながら親子で楽しむことができるのでおすすめです。対象年齢は3歳以上となっています。
10 Trick-or-Treaters
ハロウィンの晩に、仮装してお菓子をもらいに出かけた10人の子どもたちのお話。
途中でさまざまな虫たちに出会い、仲間がひとりずつ減っていく様子を英語で数えていきます。
一冊で、英語と数を学べるので幼稚園児以上の子どもにぴったりです。カラフルな衣装の10人の子どもたちがとてもかわいいので、怖がらずに楽しめる絵本となっています。
What’s in the Witch’s Kitchen?
魔女がキッチンにあるものを探索する様子を楽しめる「What’s in the Witch’s Kitchen?」。
左右または上下に開くことのできる仕掛けがあり、開く方向によって異なるものがでてきます。「右に開くと何がでてくるかな~?」などと、子どもの想像力を刺激しながら英語に触れ合うことができる仕掛け絵本です。
ノミだらけのコウモリとおいしいチーズ、のような全く違うものがでてくるので、ドキドキワクワクしながら楽しめますね。
Curious George Goes to a Costume Party
「Curious George Goes to a Costume Party」は、子どもに人気のおさるのジョージシリーズからでているハロウィンをテーマの絵本です。
はじめてのハロウィンパーティーに着ていく服を探しているジョージ。2階で衣装選びを楽しんでいると、階段下から「おばけだ!」という声が聞こえ、あわてるジョージの様子が描かれています。
さいごに
ハロウィンのイベントで、子どもが親しみやすい歌やダンスなどで英語を取り入れる家庭も増えてきているようです。ハロウィンのさまざまな場面で、英語を使いながら楽しめるアイデアを取り入れてみてはいかがでしょうか。勉強として英語を取り入れるとなかなか取り組んでくれなかった子どもでも、ハロウィンをきっかけに英語好きになってくれるかもしれませんね。