親子ではじめてみよう!子どもと楽しく続けられる習い事7選
親子でいっしょに習い事をするメリットは?
親子でいっしょに習い事をすることには、子どもだけでなくパパママにもメリットがあります。
内向的な子どもも参加しやすい
パパママといっしょに親子で習い事をするのであれば、子どもも落ち着いてレッスンへ参加しやすくなります。パパママがいると安心し、人見知りや内気な子どもも挑戦しやすくなりますし、子どもの分離不安を取り除く手助けにもなるでしょう。
子どもが習い事をするうえで耳にする悩み事のひとつに、生活場所と全く違う場所に来ると、急におとなしくなっていつもの好奇心を発揮させられないというものがあります。特に未就学で長時間パパママと離れた経験が少ない子どもであれば、不安や寂しさから情緒不安定になり、泣いてしまってレッスン時間が終わってしまうことも。子どもが内向的だから習い事をさせるのを諦めたというパパママは、習い事を親子いっしょに行うということも視野に入れてみてはいかがでしょうか。
親子のコミュニケーションが増える
親子で習い事をすると、共通体験で絆が深まり、いっしょにレッスンを通して濃密な時間を過ごすことで、共通の話題が増えます。習い事をいっしょに楽しめ、自宅で行う習い事の復習は、親子のコミュニケーションのひとつになるでしょう。
また、習い事に参加しているパパママの姿を見て、子どもはパパママを誇らしく感じたり、頑張る気持ちが芽生えたりと、子どもの取り組む姿勢にも影響を与えます。子どもが習い事で課題をクリアしたり、受賞したりすると、すぐにパパママに見てもらえることで、やり遂げた達成感もさらに増すでしょう。逆にパパママは、そういった子どもの成長する瞬間をみられるという点で、メリットがあります。
習い事に通わせても安心できる
親子で同じ習い事をすることで、パパママが安心して子どもを習い事に通わせることができることもメリットのひとつでしょう。親子でいっしょの習い事をすると、パパママがレッスン内容を把握できるだけでなく、送迎もいっしょにできるので、わざわざ子どもの状況を聞き出すことなく把握できますよ。
また、親子割引がきくスクールも多く、費用面でも安心して通わせることができるというのもメリットです。
親子でいっしょに習い事をするときの注意点は?
親子でいっしょに習い事をする際、パパママが注意しておきたいことがあります。それは、子どもの意思を尊重するということです。
子どもの習い事を選ぶ際、パパママがやらせたい習い事ややりたかった習い事を選ぶ家庭は多いです。しかし、パパママが子どもにやってほしいことと、子ども自身がやりたいことが一致しないことも多々あります。そういう場合、子どもの気持ちを優先させて、やりたいことをやらせる、辞めたいなら無理に続けさせないということが大切です。
子どもは1歳前後から自我が芽生えはじめます。決して無理強いはせず、子どもが一番したいことは何かをいっしょに考えるという姿勢を大事にしましょう。
習い事を選ぶときの3つのポイント
親子でいっしょにする習い事を選ぶときのポイントは3つです。
参加条件に合っているか?
はじめる習い事に、子どもの対象年齢や発育状態は合っていますか?また、お昼寝の時間や食事時間などの生活時間が乱れることがないかといった点も注意しておきたいポイントです。
無理せず通うことができるか?
月謝以外にかかる、発表会やユニフォーム、機材などの出費が生活を圧迫することになりませんか?雨の日の交通手段や通い方についても見ておきましょう。パパママが働いている家庭では、仕事でどうしても行けないときに振替ができるところか、レッスンに参加できない兄弟姉妹の預け先の手配はできるかなどについても、確認しておくと◎です。
レッスン会場の実際はどういった環境か?
習い事を選ぶときは、子どもとパパママは別室で受けるのか、楽器や専用シューズなどの特別な機材を使う場合であれば、機材は子どもが無理なく使えそうなものかといった点も注意しておきましょう。
親子でいっしょにできるおすすめの習い事7選
ここからは、親子でいっしょにできるおすすめの習い事をご紹介します。気になった習い事は、oriori習い事検索で近隣のスクールを探してみてくださいね。
スイミング
スイミングには、心肺機能や運動機能を発達させる効果が知られており、子どもの丈夫な身体づくりを促します。乳幼児期から通えるベビースイミングも増えてきている、注目の習い事です。
生後6カ月~3歳ごろまでは、プカプカと水に浮いたり、おもちゃで遊んだりといった、水に慣れるプログラムが中心のため、お風呂嫌いや寝つきの改善にも役立ちます。3歳前後~未就学児になると、水に慣れるプログラムからはじまり、ビート板を使った本格的な水泳のレッスンに徐々に移行していきます。
スクールを探す際におすすめしたいのが、親子コースがあるという点です。通常のスイミングスクールは、子どもコースのみで親は見学室からガラス越しに見るだけといったところが多いです。しかし親子コースがあれば、子どもの成功や失敗が間近で見られるだけでなく、先生の指示や子どもの反応が聞こえ、子どもに直接声をかけることができますよ。また、オムツが外れる前に習いはじめる場合は、水遊び用のオムツ着用の有無を確認しておくと◎です。
スイミングの予算平均は、週1回のレッスンで5,000円~8,000円ほど。月謝以外に指定の水着やバッグを購入する必要がある場合もあるので、スクールで確認しておきましょう。
【oriori習い事検索】水泳・スイミングの習い事一覧
楽器
子どもの習い事で定番であるピアノは、脳の活性化や情操教育に効果的です。親子で行う場合、発表会やコンクールといった共通の目標ができる、お互いがライバルになるなど、家庭内での関係性を密なものに変えてくれます。ときには子どもが先生になってくれることもあり、親子でコミュニケーションをとる時間が増えるでしょう。親子で連弾をすることを目標とするという人も!ピアノ以外にも、バイオリンやギターといった楽器もおすすめです。
1歳からはじめる場合、パパママの膝に乗り、いっしょに鍵盤を押してピアノを弾くことを楽しむことからはじまります。徐々に楽譜の読み書き、音当てと進んでいくことが多いようです。親子でいっしょに習うのは、小学生くらいまでが対象です。
ピアノの予算平均は、月3~4回のレッスンで、大手ピアノ教室だと7,000円程度。個人教室になると、5,000円程度のようです。月謝に加えて、入会金や楽譜代などの経費や楽器の購入費用もかかることがあります。
【oriori習い事検索】ピアノの習い事一覧
【oriori習い事検索】バイオリンの習い事一覧
【oriori習い事検索】ギターの習い事一覧
英会話・英語教室
英語は、言語の習得に先入観がない幼児期から早期学習を行うことが学習に効果的です。親子で英会話を習う家庭も多く、海外旅行が英語の勉強を兼ねるという人もいます。
親子でいっしょに習う際の対象年齢は、生後5カ月~小学生と幅広いです。幼児期から行うと、レッスンを受けながら成長する子どもの姿を見ることができます。自宅に帰っていっしょに覚えた歌やゲームを行うことで、親子で楽しみながらレッスンの復習ができるのもポイントです。
英会話や英語教室の予算平均は、月1回のレッスンで3,000円~8,000円程度。月謝に加えて、教材費や入学金、年会費などがかかる場合もあります。
【oriori習い事検索】英語・英会話の習い事一覧
ダンス
ダンスには、リトミックやフラダンス、バレエ、ヒップホップなどさまざまな種類があります。身体を使うことで、ストレス解消だけでなく、身体の発達を促進させたり、社会性や協調性、自立心を育んだりと、親子で得られるメリットが多くあります。乳幼児の場合、抱っこ紐で抱えてダンスをするというスクールもあるようです。
親子でいっしょに習う場合の対象年齢は乳幼児~小学生が目安となります。赤ちゃん向けのダンスでは、パパママ主体の物が多いです。ストレッチからはじまり、リズムの取り方、ステップの踏み方といった基本的なダンス要素の学習だけでなく、親子で振り付けを考案するというプログラムもあります。
ダンスの予算平均は月5,000円~8,000円程度ですが、イベントなどの1回限りワンコインというスクールもあるなど、規模や先生によって価格の変動が大きいです。月謝以外にユニフォームや専用シューズなどの費用がかかる場合があります。
【oriori習い事検索】ダンスの習い事一覧
【oriori習い事検索】バレエの習い事一覧
【oriori習い事検索】フラダンスの習い事一覧
リトミック
リトミックは幼児教育の一種で、音楽を使って身体の動かし方や言葉、数などを学びます。親子でいっしょに習う場合は、パパママが抱っこしたり、お座りさせたりして行います。ピアノやダンスの前段階と考えてもよいでしょう。
対象年齢は未就学児までのものが多く、平均予算は月3回のレッスンで2,000円~10,000円です。月謝の他に、入会金や施設管理費などがかかる場合があります。
【oriori習い事検索】リトミックの習い事一覧
ベビーマッサージ
ベビーマッサージは、赤ちゃんとパパママの絆が深まる習い事のひとつです。パパママ主体で行いますが、赤ちゃんの肌への接触を通して脳を発達や、パパママの気持ちのリラックスにもつながります。
生後4カ月以降から参加というスクールが多く、同じ月齢の子どもを持つ親と出会うことができますよ。
ベビーマッサージの予算平均は、単発のもので1,500円~3,000円程度です。
農業体験
畑の一角を区画レンタルし、プロの農家さんから野菜の作り方を教わるという農業体験を習い事として行う家庭も増えています。土をあまり触ったことのない子どもが増えている中、土づくりから収穫までを体験でき、自然や野菜に興味を持つきっかけになることもあります。苦手な野菜を育てれば、収穫までの過程も相まって、喜んで食べるようになるかもしれませんね。食の大切さを親子で学ぶ機会にもなります。
対象年齢は小学生からとするスクールが多いですが、未就学児から受け入れているスクールもあります。
さいごに
定番のピアノやスイミングといった習い事から、ベビーマッサージや農業体験まで、習い事には詰め込むタイプのものだけでなく、体験をメインとするものもあります。せっかく子どもといっしょにやるのであれば、パパママと子どもが楽しくできる習い事を見つけたいですね。子どもといっしょに何かをする時間は大きくなるにつれて減っていきます。ぜひいっしょに楽しみながらできる習い事を見つけてください。
参考サイト
- チア☆コミュニティ|親子でできる習い事ランキング8選|メリット・デメリットは?(https://cheer-community.com/contents/2889/ )
- シェーン英会話|親子で始めるおすすめの習い事は?メリットや注意点、選ぶポイント(https://www.shane.co.jp/column/detail/id=45758 )
- 子供の習い事図鑑|親子でできるおすすめの習い事8選!スポーツや英会話・メリット・デメリットも解説!(https://startoo.co/startoo/8272/ )
- ベビーマッサージNAVI|料金について(http://www.bebima.net/bcolumn/post/beautycol-cat1-post3.html )
- 農業専門の求人サイト あぐりナビ|子供にこそ農業体験して欲しい!その理由とは?(https://www.agri-navi.com/basic/43/3808 )
- 農村・農業体験みんなの農村ネットワークへようこそ!|よくあるご質問(https://www.minson.jp/tahata/q-a/ )