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「おくるみ」は子どもの体に悪い?使う時の注意点と巻き方を紹介

satomi
2024/04/25 00:04
子どもが生まれると、ベビーベッドや抱っこ紐、ベビーバスなどさまざまなグッズが必要になります。そんな中から今回は、産院などでも活用される「おくるみ」をピックアップ。おくるみに包まれる赤ちゃんの姿はとても愛らしいですが、おくるみにはどんな効果があるのでしょう。メリットやデメリット、巻き方の種類やコツなど合わせて解説していきます。

おくるみとは

おくるみとは、赤ちゃんの体を包み込むために使われる大判の布のことを指します。赤ちゃんを寝かしつけたり、抱っこしたりする時に使い、「“スワドル」や「アフガン」と呼ばれることもあります。おくるみの基本の形は正方形や長方形ですが、フードつきや手足が入れられるようなものまで形もさまざま。では、おくるみで赤ちゃんを包んであげるとどんな効果が得られるのでしょうか。

おくるみを使用する目的とメリット

おくるみの役割は大きく分けて5つあります。おくるみを使うメリットも合わせて詳しく解説していきます。

安心感を与える

赤ちゃんはおくるみに包まれると、ママの子宮の中にいた時の感覚を思い出してリラックスします。おくるみに包む時の姿勢も子宮の中にいるような状態にしてあげると、さらに安心してくれるでしょう。

モロー反射を防ぐ

生まれたばかりの赤ちゃんが、手や足をピクッとさせているのを見たことがあるはず。これは「モロー反射」と言って、生後3カ月くらいまである原始反射のひとつです。寝ている時にもモロー反射は起きてしまうので、自分の手や足が突然ピクッとなった赤ちゃんは目が覚めて泣きだしてしまう場合もあります。おくるみで包むことでモロー反射を防ぐことができ、ぐっすり寝てくれるようになるでしょう。

体が冷えるのを防ぐ

生まれたばかりの赤ちゃんは、じょうずに体温調節することができません。夏の冷房が効いている部屋や冬の寒い時などの寒さから守るために、おくるみを活用して赤ちゃんの体が冷えないようにしましょう。

お風呂などに入って温まった体を保温する

せっかくお風呂に入って体を温めたのに、ベビーベッドに連れて行くまでに体が冷えてしまっては大変です。湯冷めしてしまわないように、おくるみに包んでベビーベッドまで連れて行ってあげましょう。また、お風呂から上がった瞬間に包んであげると、バスタオル代わりにもなります。

寝つきが良くなる

赤ちゃんをせっかく抱っこで寝かしつけたのに、ベビーベッドに置いたら泣いて起きてしまい、また抱っこして寝かしつけをして…の繰り返しに悩むパパやママは多いはず。そんな時は、おくるみで包んだ状態で抱っこして寝かしつけましょう。おくるみに包んだままの状態で寝かしつけてあげると、ママのお腹の中にいた時の感覚が再現されて安心し、寝つきが良くなります。

別用途でも代用できる

おくるみは、おむつ替えシートとしてや授乳ケープの代わりに使うこともできます。お出かけしていて、持ってくるのを忘れてしまった時などにあると便利です。

おくるみを使う際に注意すべきリスク

おくるみの使い方を誤ってしまうと、赤ちゃんの体へのリスクが伴います。おくるみを使用する時に注意すべきリスクを解説します。

乳児股関節脱臼

おくるみで赤ちゃんを包む時、足をまっすぐにした状態で下半身を強く巻いてしまうと「乳児股関節脱臼」を発症してしまうリスクがあります。おくるみを巻く時は、腰と足あたりが動けるスペースを確保して、腰と足を動かせるようにしてあげましょう。

窒息

赤ちゃんの月齢が上がると、寝返りなどできることが増えるようになります。寝返りができるようになった赤ちゃんが、おくるみで包まれたままだと体を動かしにくい状態になってしまい、うつ伏せから戻れず窒息してしまう可能性があります。そのため、寝返りができるようになる生後6カ月頃には、おくるみの使用をやめることを検討しましょう。

おくるみの巻き方

おくるみは持っているけれど、なかなかじょうずに巻けない方もいるのではないでしょうか?そこで、おくるみの巻き方の種類と手順を、動画と合わせて解説します。

スワドリング

赤ちゃんの体を、大きな布でしっかり固定する基本の巻き方のこと。海外でも使われる世界共通のおくるみの巻き方です。スワドリングをする時は、正方形のおくるみを使うのがおすすめ。


<巻き方の手順>

  1. おくるみをひし形に置いて、赤ちゃんの頭を置く角の部分は折り返しておきます。
  2. 先ほどの折り目に、赤ちゃんの肩の位置を合わせて寝かせます。
  3. 赤ちゃんの片腕を胸の前に置きます。もう一方の腕の方からおくるみをぐるっと巻いて、布の端は体の下に入れ込みます。
  4. 次に、足元の余っている布を胸元に入れ込みます。この時、足が窮屈にならないようにゆとりを持たせましょう。
  5. 先ほどとは逆側の腕も胸の前に置き、同じように布で体の後ろまで巻き込んで完成です。

おひなまき

ママのお腹の中にいた時の姿勢を再現できる巻き方です。おひなまきをする時は、長方形のおくるみを使うのがおすすめです。


<巻き方の手順>

  1. おくるみを横長になるように置いて、耳下におくるみの長い方の辺が来るように寝かせます。
  2. 赤ちゃんの両手を胸の前に合わせ軽く押さえながら、左上の角を取って右下へ持っていきます。
  3. 反対側も同様に、右上角を左下へ持っていきます。
  4. 先ほど巻いたところがほどけないように手で押さえながら、おくるみの中であぐらをかかせます。
  5. 右下角を左肩下に入れ込み、布を背中まで持っていきます。
  6. 左下角を右肩下に入れ込んで、反対側も同様に、布を背中まで持っていって完成です。

半ぐるみ

月齢が上がり、手を使うことに興味を持ちはじめた時期におすすめの巻き方。両手が出た状態で下半身を包んであげる半ぐるみは、正方形のおくるみを使うと巻きやすいです。


  1. おくるみをひし形に置き、上の角をおくるみの半分くらいの位置まで折り込みます。
  2. 先ほどの折り目が、赤ちゃんの脇の下にくるように寝かせます。
  3. 下の布を胸元まで持っていきます。この時、足はあぐらをかいた状態にしておきましょう。
  4. 左側の布を、引っ張りながら体にぐるっと巻きつけます。余った布は背中の下へ入れ込みます。
  5. 反対側も同様に、引っ張りながら巻きつけていきます。最後に布の先端は、脇の下に入れ込んで完成です。

【番外編】スワドルミーを使う

少し変わった形のおくるみも紹介します。簡単に赤ちゃんをくるむことができる「スワドルミー」はアメリカの小児科医が開発しました。

三角形の形をしていて、赤ちゃんを簡単にくるむことができる作りになっています。足元が袋状になっていて足を自由に動かすことが可能。正方形や長方形のおくるみだとうまく巻けるか不安な方は、スワドルミーを使ってみてもいいかもしれませんね。

月齢別おくるみの巻き方

おくるみの巻き方をいくつかご紹介しましたが、ここからは赤ちゃんの月齢別におすすめの巻き方を解説します。

生まれてから生後2カ月くらいまではパパママの巻きやすいやり方で

産後すぐの入院中に赤ちゃんがなかなか泣き止まない時もあるはず。そんな時は、おひな巻きやスワドリングなどパパやママが巻きやすいやり方で、赤ちゃんを包んであげましょう。

手足を動かすのが活発になる生後3カ月頃からは半ぐるみ

生後3、4カ月になると赤ちゃんの首も座ってきて、モロー反射も落ち着きはじめる時期。赤ちゃんが手を動かすことに興味が出てきたら、手を自由に使える半ぐるみがおすすめです。

生後5カ月以降はおくるみ卒業

生後5カ月を過ぎると、寝返りができるようになり窒息のリスクが高まるので、おくるみの使用を卒業するタイミングです。今まで使っていたお気に入りのおくるみは、バスタオルやブランケットとして活用できます。

おくるみを巻く時の注意点

上述のとおり、赤ちゃんにおくるみを巻く時は腰や足を絞めつけ過ぎないようにしなければなりません。しかし、その他にも注意点があるので解説していきます。

温めすぎない

おくるみを巻いていると、布が体に密着している状態になり、体温が高くなりすぎてしまうので注意が必要です。寝ている時におくるみを巻く場合は、薄手の生地のおくるみに変えたり、あまり体に密着しない半ぐるみの巻き方をしたりして、体温の逃げ道を作ってあげましょう。

おくるみを使っている時は目を離さない

おくるみをしたまま、赤ちゃんが寝返りをしてしまったりおくるみの布が口元にかかったりすると、窒息の危険性があります。そのため、おくるみを使った状態の赤ちゃんからパパやママは目を離さないようにしましょう!

無理強いしない

赤ちゃんが安心感を得られるように使うおくるみですが、嫌がる場合があるかもしれません。赤ちゃんの寝つきが悪いからおくるみを使おうと思っても、泣いて嫌がってしまうこともあります。そんな時には無理強いはせず、まずはそのままの状態で抱っこして寝かしつけしてみましょう。

さいごに

赤ちゃんの育児グッズとして昔から使われているおくるみですが、正しい使い方がいまいち分からないと思っているパパやママもいるかもしれません。おくるみは注意点をおさえておけば、使用することでメリットが多いグッズです。今回ご紹介したおくるみの巻き方や使用時期を参考に、おくるみを有効に使って赤ちゃんとの快適で充実した時間を過ごしてくださいね♪

参考サイト

    この記事の著者
    satomi(peekaboo)
    ライター
    3歳、8歳のおしゃべり姉妹を、両親にサポートしてもらいながら日々奮闘するシングルマザー。ハンドメイド作家としても活動中。様々な刺激をもらいながら楽しく日々を過ごしています。
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