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子どもにコツコツ取り組む習慣を付けさせる方法|メリットや体験談も

徳澤さくら
2024/05/29 01:05
勉強や習い事の練習など、スキルを身に付けるために毎日コツコツ取り組むことは、小さな子どもにとって難しい場合もあるでしょう。大人の声のかけ方によっては、親子でイライラがつのり、学びの機会がネガティブな印象になってしまうことも。そこで今回は、地道に努力する習慣を子どもに付けさせる方法を解説します。習慣化のメリットやモチベーションを保つ工夫もまとめました。先輩ママの体験談と併せてぜひお役立てください。

習慣化のためにまずは「続かない原因」を考えよう!

習慣化が難しいのは、子どもだけにあてはまることではないでしょう。大人であっても苦手なことはなかなか続きません。一方、自分が楽しめることなら自然と習慣になるものではないでしょうか。つまり、子どもに「これなら楽しくできそう!」と思わせるのが大切なのです。まずは続かない原因を知りましょう。

何のためにするのかを子どもがわかっていない

目的がない状態で取り組みを習慣化するのは、誰にとっても至難の業です。たとえば、日々の目標がただ「勉強する・運動する・ピアノを弾く」など具体性に欠けていると、子どもはそれが何のために必要なのかがわかりません。習慣化させるには、取り組みがどんな楽しさにつながるかを子どもに示す必要があります。

子どもとってハードルが高すぎる

難しい課題ばかりでは、子どもがやる気を失ってしまい、習慣化につながりません。たとえば、ひらがなが書けるようになったばかりの子どもに、いきなり正しい書き順できれいに書かせようとしても上手くいかないでしょう。せっかく子どもができるようになりたいと思っていても、失敗が続くと諦めたくなるものです。大人は子どもに合った取り組みのレベルを見極めなければなりません。

子どもが続けやすい環境になっていない

好きなことなら環境に関わらず意欲的に取り組めることもありますが、苦手なことを習慣化するには、そのための環境づくりや工夫が必要です。続けるための環境が整っておらず、気分次第でやったりやらなかったりと一貫しない状況では、習慣化は難しいでしょう。特に小さな子どもの習慣づけには大人のサポートが不可欠です。

コツコツ取り組む習慣を付けさせるためのポイント

子どもに習慣を付けさせるポイントを具体的に解説していきましょう。どれも少し意識するだけで、すぐに始められることばかりです。さっそく日常生活に取り入れてください。

目標をより具体的に決める

前向きに取り組むために、明確な目標を子どもと一緒に決めましょう。たとえば「ピアノであの曲を弾けるようになる」「ひらがなを全部読めるようになる・書けるようになる」といった目標を決めるとします。このとき、その目標が達成できたらどのような楽しいことが待っているか、子どもに伝えるのが大切です。「大好きなあの曲が弾けるようになったら、ママも一緒にうたうね」「ひらがなが読めるようになったら、自分で絵本が読めるね」「ひらがなが書けるようになったら、お手紙を交換しよう」という具合に声をかけ、「できるようになりたい!」と子ども自身が思えるような目標を立てましょう。

目標を具体化することで、子どもも自分で何をすればよいのか、一日にどのくらいすればよいのか考えやすくなります。

取り組む時間を決める

一日の中で取り組む時間を決めておくと、習慣化につながりやすいでしょう。ワークなどの場合は、取り組む場所も一定だとなお効果的です。たとえば「家に帰って30分休憩したら机でワークをする」「夕方4時になったらピアノを弾く」など、同じことを繰り返すようにしましょう。ポイントは、例外なく毎日取り組むこと。取り組まない日を作ってしまうと、行動を起こすハードルが高くなってしまいます。食事やお風呂のように、毎日するのが当たり前という状況になるのが理想です。

ルーティン化しているものとセットにして少しずつ取り組む

おやつやテレビの時間がルーティンになっているなら、それらとセットにすることで習慣化をうながせます。帰宅後の手洗いうがいや食事のあとの歯磨きのようなイメージです。「おやつを食べたらワークをする」「テレビが終わったらピアノを弾く」というように、毎日楽しくおこなっていることとセットにすれば、より習慣化しやすくなるでしょう。

また、スモールステップを踏んで取り組むことも大切です。まずは短時間に簡単なことから始めましょう。一つずつ課題をクリアして無理のない範囲で取り組みのハードルを上げていけば、達成感を感じながら徐々にコツコツ取り組む習慣を身に付けられます。

続けやすい環境を整える

子どもが自然と取り組みやすい環境づくりをしましょう。たとえばアラームをセットするなどして、約束の時間になったと子どもが気付けるようにするのがおすすめです。また、集中できるよう、テレビやおもちゃが視界に入らないように工夫してください。子どもがやろうと思ったときにすぐできるよう、道具を揃えておくのも大切です。

食事やお風呂などの日常生活の一部や、テレビや遊びといった楽しみな時間と併せてやるべきことをリスト化するのもよいでしょう。できてないときには、リストを見ながら「あとは何をするんだっけ?」と声をかけて自発的な行動をうながしてください。

子どものモチベーションを保つ方法

習慣化にはモチベーションの維持が欠かせません。ここでは、子どもが前向きに取り組むための工夫を紹介します。

ルールを自分で決めさせる

大人が勝手にルールを決めてしまうと、子どもはやらされていると感じ、取り組みに対してネガティブな感情を抱きかねません。「夕飯までには終わらせる」などの大まかな決まりごとは親が決めて構いませんが、より具体的な部分は一緒に話を聞きながら子どもに決めさせましょう。そうすることで、子どもも責任をもって取り組めるようになります。

毎日の積み重ねやできたことを可視化する

自分がどのくらいがんばれたかが目に見えてわかると、子どものやる気がアップします。記録用のカレンダーや表を作り、できたら花丸やハンコ、シールなどで印を付けるとよいでしょう。ワークやプリントなど、終わったものもすぐに見返せるようにまとめておくのがおすすめです。  

取り組めたことに目を向け声かけする

習慣が身に付くまでは、とにかくできたことに目を向けましょう。完璧に取り組めなくても「約束の時間に机に座れたね!」「自分でワークと鉛筆を用意できたね」と、できた事実を言葉にして子どもに伝えてください。たとえ10分と約束していたことを5分しかできなかったとしても「5分間とても集中していたね」と伝えれば、「自分にもできるかもしれない」と子どものやる気を伸ばせます。上手くいかずに子どもが落ち込んでいるときには「わからないところは一緒にやろう!」「次はきっと自分でできるよ」と前向きになれる言葉をかけてあげましょう。  

【体験談】子どもの習慣化に対する先輩ママたちの工夫

ここからは、実際に先輩ママたちが、子どもにコツコツ取り組む習慣を身に付けさせるためにおこなっている工夫を紹介します。

毎日のルーティンを徹底(3歳男の子のママ)

数字が読めるようになったのをきっかけに、息子に毎日やってほしいことを時計の針で伝えるようにし始めました。大切にしているのは、毎日変わらない時間に同じ行動をうながすこと。「長い針が6になったから〇〇する時間だよ」「5時のチャイムがなったからお家に帰って○○しよう」と、一貫した声掛けを続けることで、遊びを切り上げるのもスムーズになりました。声をかけるだけでなく私自身もきちんと一緒に行動することで、子ども自らアクションできるようになったように感じています。

細かいルールの決定権は子どもに(6歳男の子のママ)

ピアノを習っている息子は「弾くのは好きだけど練習は嫌い」と言います。親がいくら練習するよううながしても反発するばかり。そこで「練習は夜7時まで」という大まかなルールだけ大人が決め、「いつ」「どのくらい」やるかは子どもに任せるようにしました。上手くいかなかったときには、「次は何時から始めたら終わると思う?」「週に3日じゃ間に合わなかったから、次は何日間やってみる?」と、子どもを主体にして家族会議を開催!今は、子どもが自分で決めた「平日に10分間弾く」というルールでがんばっています。

マグネットを使って子どもと一緒にやることを管理(4歳女の子のママ)

小さいころからワークが好きだった娘。以前は好きな時間に取り組んでいました。ところが入園を期に取り組む時間が減ってしまったため、ルーティン化することに。ワークの他、おやつやお風呂、お片付けといった項目を両面使えるマグネットシートにイラストで記載してホワイトボードに貼り、できたら裏返しにすることで管理しています。「できた!」の目印であるにっこりマークが並ぶのがうれしいようで、子どもが進んで取り組めるようになりました。

習慣化のメリット

コツコツ取り組む習慣が身に付いた子どもは、地道な努力を続けられるようになります。がんばって何かを成し遂げた経験が、苦手なことや好きでないことにも取り組もうとする意欲を育むのです。

また学習習慣が身に付けば、勉強がつらいと思う以前に、知ることの楽しさを感じられます。新しいことを学ぶ抵抗感がないため、勉強が本格的になる小学校入学後はもちろん、その先の人生にもよい影響をもたらすでしょう。

さいごに

実際に子どもに努力を重ねる習慣を身に付けさせるのは、なかなか難しい場面も多いものです。しかし、家庭で簡単に取り入れられる工夫がたくさんあります。ぜひ親子で話し合いながら習慣化のポイントを実践してみてください。前向きな気持ちで物事に取り組めるようになることで、子どもの成長につながりますよ。

参考サイト

    この記事の著者
    徳澤さくら(peekaboo)
    ライター
    5歳の好奇心旺盛男子と3歳の天真らんまん女子を育てる二児の母。子どもと一緒になって遊ぶのが大好き!穏やかな母になることを夢見て日々模索中です。
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