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6歳までが重要?幼児期の足育の重要性や家庭でできる足育の方法をご紹介

oriori編集部
2024/04/23 08:04
足の基礎のおよそ8割が6歳までに完成すると言われていて、それまでに足が健康に育っていないと、さまざまな足のトラブルを抱えてしまう可能性があります。そこで注目されているのが、「足育」です。
この記事では、幼児期に足育をする重要性や足育をすることで避けられるトラブルを解説します。靴選びのポイントや家庭でできる足育の方法もあわせて紹介していますので、参考にしてみてくださいね。

「足育」とは?

足育とは、足について正しい知識をつけ、正しい靴の選び方を知り、トラブルのない足を育てることです。子どもの足を健康に育むためには、子どもの足にあった靴をはいたり、適度な運動をしたりすることが大切になります。

最近では、コロナの影響で室内遊びが多くなったりリモート学習に変わったりと、体を動かす機会が減ったため、運動不足の子どもが増えていると言われています。

そのため、足の筋力が低下したことから、土踏まずのない偏平足の子どもが増えているようです。

また、通常大人の足で見られる浮き指や外反母趾などのトラブルが、子どもの足に見られるようになっています。健康的な子どもの足を育てるためにも、足育は必要だと言えるでしょう。

足育は6歳までが重要?

子どもの足の機能は、およそ8割が6歳までに形成すると言われています。6歳までの子どもはまだ足の骨がやわらかく、成長途中の段階です。そのため、靴がきついという感覚が分からず、そのままはき続けてしまうケースがあります。

日本学校体育研究連合会の「児童生徒の足に関する調査(2006年~2008年)」によると、今の子どもたちは運動能力が低下していることから、足の形が変化してきているようです。

足のトラブルを経験したことがある子どもが、小学校低学年で3割。そのうち、子どもの足と靴のサイズを測定した結果で、靴のサイズが大きすぎたり小さすぎたりする子どもは8割、ぴったりの子どもは2割。サイズのあった靴をはいている子どもは、少数であると言えます。

そして、靴のサイズがあっていない子どものおよそ5割は、特に外反母趾や足指の変形など、足のトラブルが多く見られるという傾向にあるようです。

足の形成が完成する前の6歳までに、サイズの合った靴をはくことや足の筋力を養うことが、子どもの健康な足を育むことに必要と言えるでしょう。

靴選びのポイントについては、後ほどくわしく解説します。

公益財団法人日本学校体育研究連合会|足育指導資料(http://www.gakutairen.jp/wp-content/themes/gakutairen/pdf/kenkyu/ashiiku/asiikusidousiryoudai3syu.pdf

子どもの足のSOSサイン

子どもの足の状態が良いのか悪いのか、分からないという方もいるでしょう。実は、子どもの足に異変が起こっているかどうかを知る方法があります。

赤ちゃんの足裏は、触るとやわらかくてふわふわしています。そして、成長とともに、歩くことができるようになったり外で遊べるようになったりしていくでしょう。この過程で足がきちんと育っていれば、ごつごつと足裏が硬くなっていきます。

しかし、子どもが年長さんになっても、足裏を触ってみてやわらかいと感じたら、足が健康に育っていない可能性があります。

もうひとつ、足トラブルを確認する方法があります。子どもを裸足で立たせてみましょう。このとき、足の指が全部ベタっと床についているかをチェックしてください。

そのときに小指が浮いていれば、足のトラブルの一種である浮き指という症状だと考えられます。


足育の歩行距離の目安

健康な足を育てるためには、積極的に歩く環境を作ることも大切です。子どもの理想的な歩行距離は、「1日あたり年齢×1km」と言われていて、4歳なら4km、6歳なら6kmです。

しかし、近年の子どもたちは外で遊ぶことが減少し、車での移動が増え、歩く機会が減ってきていることから、上記の距離を実際に歩行するのは現実的ではないでしょう。そこで目安として、1日あたり20~30分間歩くことがおすすめです。

例えば、家から少し離れたスーパーに歩いていってみる、休日に公園でお散歩したりするなどがおすすめです。保育園や幼稚園に車で送迎する方は、園から歩いていけそうな距離の駐車場に停めるなどして、子どもの送り迎えするのも良いでしょう。

足育に大切な靴選びの5つのポイント

足育をするには、靴選びも大切です。ここでは、子どもの靴選びのポイントを紹介します。

足のサイズを計測器で測る

子どもの足にあった靴を選ぶためには、必ず足の計測器でサイズを測りましょう。靴下を脱いだ裸足の状態で、正確な足の幅と長さを測ることがポイントです。

足の計測器は靴屋さんにあるので、靴屋さんにいって足のサイズを測ってもらいましょう。

靴のかかとの芯がしっかりしている

やわらかい子どもの足を固定するためにも、靴のかかとの芯がしっかりしているものを選びましょう。子どもの足がしっかりと固定された靴をはくと、姿勢が安定し、たくさん歩いても疲れにくくなります。

靴のかかとの芯を親指でグッと押しても、倒れたり簡単に曲がったりしないか、確認すると良いでしょう。

靴のマジックテープが2本ある

マジックテープがある靴をはくことで、子どもの足をしっかりと固定できます。特に幼い子どものうちは、マジックテープが1本ついている靴よりも、2本ついているタイプの靴の方が安定しやすいのでおすすめです。

中敷きが取り外せる

靴が子どもに合っているか確認するのに、中敷きを利用すると良いでしょう。靴下をはき、立った状態で外してある中敷きの上に乗り、足の親指か人差し指のどちらか長い方を基準に、中敷きと子どもの足のサイズのゆとりを測ります。

長い方の指から、中敷きのつま先までが、1〜1.2センチのゆとりがあると良いとされています。

靴に適度な柔軟性がある

かかとの部分が曲がったり、ぞうきんのようにねじれたりする靴は、子どもの体をしっかりとささえることができません。
逆に曲がりにくい靴も良くないので、靴を曲げたときに、つま先部分で曲がるぐらいの柔軟性がある靴を選ぶと良いでしょう。

家庭でも簡単にできる足育の方法

正しい靴を選ぶのはもちろん大事なことですが、さらにお家でできる足育も取り入れてみましょう。家庭でも簡単にできる足育の方法を紹介します。

足指じゃんけん

足の指をギュッと丸めて「グー」、人差し指と親指を前後に開いて「チョキ」、思いっきり広げて「パー」と、足の指を思いきり動かしましょう。

足指じゃんけんは、子どもと一緒に楽しみながらできる足育のひとつです。

イモムシ歩き

イモムシ歩きは、土踏まずの形成を促進し、足の指に力を入れる感覚を養う遊びです。立っている状態で足の指を浮かして伸ばし、次に地面を掴むように足の指をギュッと丸めます。
足の指の曲げ伸ばしだけで前に進んでいく方法です。足がイモムシの動きに見えることからついた名前と言われています。

クマ歩き

赤ちゃんのハイハイするようなスタイルで四つん這いになって移動する方法です。小学校入試の運動テストで取り入れられていることも多い、大切な動きです。

タオルギャザー

タオルを床に敷き、足の指を使ってタオルをたぐり寄せる方法です。タオルギャザーは足の指を曲げたり伸ばしたりするので、足裏の筋肉を鍛えることができます。

親子で誰が早くタオルをたぐり寄せ終えるかを競争すると盛り上がるでしょう。

足育をすることで避けられるトラブルとは?

足育をすることで、以下のような足のトラブルを避けることができるでしょう。

外反母趾

外反母趾はヒールの高い靴をはく女性に多いイメージですが、実は靴のサイズがあっていないという理由で子どもにも増えているのです。

靴のサイズが合わないと、足の筋力の低下につながり、足の指全体を使わずにペタペタと歩くようになります。ペタペタ歩きをすることで、足の親指の筋力が弱まり、変形してしまうことが外反母趾の原因。

外反母趾にならないようにするためにも、子どもの足のサイズにあった靴をはかせるようにしましょう。

巻き爪

土踏まずを構成する筋力の低下によって起こる巻き爪。巻き爪が起こらないよう、足指じゃんけんなどの足指運動を取り入れましょう。

偏平足

子どもが外で歩く機会や、走り回って遊ぶ機会が減ったことが原因で起こるのが偏平足。たくさん歩いたり、足にあった靴をはいたりすることを普段から意識しましょう。

浮き指

外で遊ぶ機会が少なくなっていることや、足の指が反りやすいサンダルなどをはくことで起こる浮き指。足指運動をしたり子どもの足にあった靴などをはいたりすることが重要です。

さいごに

小さい子どもは成長が早く、すぐに靴がサイズアウトしてしまうことから、大きめの靴を選ぶ方は多いでしょう。

しかし、子どもの足にあわない靴をはかせ続けてしまうことは、足のトラブルに繋がりかねません。また、足の指を動かしたりたくさん歩いたりすることも重要です。

子どもがこれからしっかりと歩いていくための足。正しい知識を持って、大切に育てていきましょう。

参考サイト

    この記事の著者
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    ライター
    oriori編集部。現在総勢6名で企画・取材・原稿作成・記事編集を行っています。編集部員は、習い事検索メディアのプロデューサーや自身も子どもを持つフリーランスで活動していた編集者/ライターなど、子育て・知育・教育全般に詳しいメンバーが集まっています。
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