おすすめの布絵本7選!五感を刺激する布絵本の魅力とは?
赤ちゃんにもおすすめな布絵本の魅力
赤ちゃんのはじめてのおもちゃの有力候補に挙がる布絵本。なぜ赤ちゃんにおすすめされるのでしょうか? 布絵本の魅力に迫ります。
布絵本とは
破れにくい
布でできているため紙の絵本と違って破れにくいのが布絵本の特徴です。赤ちゃんは、生後4ヶ月くらいになると手で掴むことができるようになりますが、まだ力加減はできません。意図せず振り回したり興奮して引っ張ってしまったとき、布絵本だと破れにくいので指を切ったり欠片を誤飲してしまうこともないので安心です。
子どもの好奇心を破れるからと止める必要がないので、親もストレスなく見守れますね。
水洗いできるので衛生的
手に取って口に入れることで新たな世界を確認するのが赤ちゃんです。よく口にするものであれば、清潔にしておきたいですよね。布絵本なら簡単に水洗いできるものが多く、清潔を保ちやすいので衛生面も安心です。使うたびに拭き取ったり洗ったりできるおもちゃが理想的な乳児の時期には最適なおもちゃです。
口にして吐き戻したときにも一緒にお手入れできるのは助かりますね。
五感を刺激する
生まれて初めての世界で目がよく見えない赤ちゃんは、目だけでなく耳で聞いたり触って感じたりして刺激を感じ取ります。布絵本には飛び出るタグやめくれるフェルト、握ると音が出るぬいぐるみなど、おもちゃ会社が趣向を凝らした紙の絵本とは違う仕掛けがたくさんあるので、発達を促すのに効果的です。
仕掛けの一部として持ち運び用のストラップが付いているものもあるので、お出かけの待ち時間に遊ばせるのにも便利です。
手作りできる
赤ちゃんにもおすすめの布絵本の選び方
たくさん種類のある布絵本。具体的にはどこをポイントに選べばいいのでしょうか?赤ちゃんにもおすすめの布絵本の選び方についてご紹介します。
月齢に合わせた刺激の絵本を
月齢の低い赤ちゃんの頃は、視覚で感じ取ることが遊びそのものです。視力も未発達で、生後6ヶ月頃にようやく1.0レベルの視力になり始めます。はっきりとした原色カラーや分かりやすい模様を楽しめる絵本が脳を刺激してくれます。布絵本ならではの立体感を指で感じることが手指の発達にも効果的です。
月齢が上がってくると、だんだんと上手に指先を使うことができるようになり、できる動作も増えていきます。ボタンを留めたり紐を結んだりなどの生活動作を練習できる仕掛けがあるのも布絵本の特徴なので、指先を上手に使えるようになってくれば教育に使えるタイプのものを選ぶとよいですよ。
月齢に合わせた布絵本が紙の絵本とは違った刺激になりますよ。
持ち運びも考えて
フック付きの絵本が多いのも布絵本の魅力です。持ち運びにも便利なので、ベビーカーやバッグに付けておでかけの時にも遊ばせることができます。軽くて持ち運びに便利な布絵本は、外出先でぐずったときや退屈で飽きてしまう待ち時間の強い味方になってくれます。
子どもが飽きずに遊んでくれるのはありがたいですよね。
想像しやすいストーリーのものを
布絵本は字が書かれていないものが多いため、読み聞かせるときに紙の絵本よりお話を膨らませることができる反面、大人がスムーズに読むには想像力が必要になることもあります。有名作家の絵本でも、布絵本にすると触ったときの感触や温かみ、柔らかさなど、子どもは新しい発見に出会うことができますよ。同じ絵本だからと避けるのではなく積極的に選んでいくのもおすすめです。
お話を読んでもらい楽しむだけでなく、五感を刺激しながら想像をふくらませ、多角的に楽しめるのが魅力ですよ。
赤ちゃんから幼児まで!おすすめの布絵本7選
ここからは、おすすめの布絵本と、絵本にぴったりの月齢をあわせてご紹介します。
「はらぺこあおむし どこでもソフトブック」(日本育児)
絵本のカラフルなデザインをそのままに、いろいろな生地を使って作られた布絵本です。対象年齢は新生児からとなっており、イチゴの歯固めやいないいないばあのできるソフトミラーが付いているなど紙の絵本とは変わった仕掛けがついています。
内容も紙の絵本と変えているそうなので、両方の違いを楽しむのもよいですね。
「アクティビティブック Elphee」(Done by Deer)
ふわふわとした象の耳が可愛い北欧デザインの布絵本です。ごはんやお風呂、おやすみタイムと生活習慣の概念も感じ取ることのできる仕様になっています。歯固めやソフトミラーはもちろん、カサカサと音のするページもあるので赤ちゃんも興味津々!CEマークが付いた新生児からおすすめの布絵本ですよ。
モダンな色遣いとデザインが大人のおしゃれ心も満たしますね。
「Sassyのあかちゃんぬのえほん あーそーぼ」(KADOKAWA)
特徴的なグラフィックは紙絵本で見かけたことがある方もいるのでは?発達心理学を研究してデザインされたトイブランド「Sassy」のキャラクターとグラフィックを使い、目と脳の発達を促す布絵本です。吐き戻しやよだれなど、汚れたら洗濯できるのが大きなポイント。外に持ち出しても洗濯機でお手入れができるのは嬉しいですね。赤ちゃんが口にしやすい言葉が書かれており、一緒に声に出してやりとりすることで発語をうながします。
新生児から楽しめるので、出産祝いにも利用されますよ。
「~脳を育む~おでかけ布えほん」(BANDAI)
脳科学検証を基に、赤ちゃんが見える柄を使った布絵本です。ノンホルマリン仕様で丸洗い可能なのでお手入れ簡単で衛生的!鈴入りのアンパンマンやチーズのめくり遊び、赤ちゃんの好きなパリパリの布など、シンプルな仕掛けで構成されています。絵本自体にストーリー性はないので読み聞かせには少しコツがいるかもしれません。おでかけ用フックも付いているので、いつもアンパンマンと一緒にいたい子どもたちの願いを叶えます。
「シグニチャーシリーズ おでかけ布えほん」(fisher-price)
鮮やかな色の数字と動物が登場するこの絵本は、音が流れたりソフトミラーに自分を映してライオンになれたりと赤ちゃんの好奇心をくすぐる仕掛けがたくさん!新生児から使え、着脱リングが付いているのでベビーカーやバッグに取り付けることができ便利です。歯固めとしてついているサルの仕掛けは葉っぱのポケットに収納可能なので、持ち運びの際に口に入れる仕掛けが他のものにあたらないのも嬉しいポイントです。
数をかぞえたり動物の名前を覚えたりと幼児期まで長く使えそうですね。
「マナー布絵本シリーズ できるかな?おきがえ」(Fine Motor Toys)
対象年齢6ヶ月からの生活動作に特化した布絵本です。ボタンの付け外しや靴のマジックテープの着脱など、着替えに必要な動作を通して着替えの流れを遊びながら学べます。アルコール消毒と拭き掃除ができるのも嬉しいポイント。読み聞かせしながら親子でやり取りのしやすい言葉も書いてあるので、コミュニケーションに最適です。
マナー布絵本シリーズはほかにもトイレやいただきますなど知育系の絵本が豊富なので、1歳以降の子どもにもおすすめですよ。
「布絵本 できるかな2 Skill book」(Comcell)
一気に対象年齢が3歳からと上がりますが、こちらの布絵本も人気です。入園・入学前にできておきたい靴紐やベルト、ジッパーなどちょっと難しい留外しを遊びながら練習できます。表紙が実際の靴のようになっているため、足を入れて靴紐結びの練習ができる珍しい商品なんですよ。
入園・入学祝いに贈ってあげるのもいいですね!
さいごに
赤ちゃんだけでなく、入園・入学の年齢まで長く使える布絵本もあることをご紹介しました。お手入れ簡単で怪我の心配も少ない布絵本は、出産祝いや初めてのおもちゃにもおすすめです。子どもそれぞれの発育や好みに合った布絵本がみつかるといいですね。