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スイミングは何歳から始めるのがベスト?始める前に知っておきたいポイントをチェック!

MISATO
2024/08/01 02:08
子どもに人気の習い事「スイミング」。スイミングは、体力の向上や脳の発達にも効果的ともいわれています。そんな人気のスイミングですが、何歳ごろから始めるのがベストなのかご存じですか?今回は、スイミングを始めるベストなタイミングとその理由、スイミングを習うメリットや始める際の注意点などをまとめました。習い事にスイミングを検討している保護者の方はぜひ参考にしてくださいね。

スイミングは何歳から始められる?

スイミングは何歳から始められるのでしょうか。おすすめのスタート時期を解説します。

生後6カ月ごろから

首が座り始める生後6か月ごろからスタートできるのがベビースイミングです。赤ちゃんのうちから水に慣れておくと、成長してからも水への恐怖心を抱きにくくなります。ベビースイミングでは、水の中で赤ちゃんと保護者が触れ合い、スキンシップを楽しみます。

スクールによってスタート時期が異なるので、スクールの受け入れ可能月齢を確認してくださいね。

3~5歳

スイミングは、3~5歳でスタートする子が多いといわれています。先生の話をある程度理解できる年齢になることから、スイミングを始めるのに適している時期なのだそう。また、3歳前後には水への恐怖心を抱くようになるといわれているので、そのころまでにスイミングを始めておくと、水への恐怖心を克服することからスタートするより、泳法を身に付けやすくなります。

3~5歳のうちにスイミングを始めるメリットや効果は?

では、この時期にスイミングを始めるメリットや得られる効果にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、具体的なメリットや得られる効果について解説します。

運動神経の発達に大きな期待ができる

子どもの運動神経は、4歳ごろまでに約8割完成するといわれ、この時期にスイミングを始めて刺激を与えておくと、運動神経の発達に大きな期待ができます。水中というバランスの取りにくい環境で体を動かしておくと、自然に体幹も鍛えられ他のスポーツをするときにも役立つでしょう。

免疫力がアップする

水圧に耐えながら泳ぐことで全身の筋肉がバランス良く鍛えられます。すると、脂肪が燃焼されやすくなり、基礎代謝も上がります。体温が上がると、免疫力もアップするのです。また、スイミングは有酸素運動であるため、より多くの酸素を体内に巡らせて免疫細胞を活性化させ、風邪をひきにくくします。

心肺機能が強化される

水泳はたくさんの酸素を必要とするため、腹式呼吸を行います。腹式呼吸をすると、胸周りの呼吸筋が強化されるので呼吸器が鍛えられます。喘息の軽減や予防に期待ができるため、喘息のある子どもには水泳を推奨する医師もいるようです。

姿勢が良くなる

水泳には良い姿勢に導く効果もあります。水中で全身のバランスを取りながら泳ぐと、腹筋や背筋など全身の筋肉が使われ、強化されていきます。体全体にバランス良く筋肉が付くと、姿勢が良くなり猫背になりにくくなるのです。姿勢が良くなると、内臓も正常に機能するので体全体の調子も良くなります。

運動量が他のスポーツよりも多い

水泳は、水圧に耐えながら全身を使うスポーツのため、他のスポーツに比べてカロリー消費量が大きいのが特徴です。運動量が多い分、効率良く筋力強化ができるため強い体を作れるだけでなく、小児肥満の予防にもなります。

空間認知能力が付く

水の中で手足がどうなっているのか、頭の中でイメージする力「空間認知能力」が養われていきます。空間認知能力が高まると、他のスポーツや数学などの理解に役立ちます。空間内で物体の配置や運動パターンを把握しやすくなると、問題解決能力や想像力の向上に期待できることも。スイミングで得た空間認知能力は、子どもの学習やいろいろな活動に良い影響を与えるのです。

集中力がアップする

水泳は、水の中で安全に泳ぎ続けるために正確な呼吸法や動作を保つ集中力が必要とされます。集中力は、スポーツや学習、趣味などさまざまな場面で必要とされ、日常生活に活かされます。

また、有酸素運動のため、記憶をつかさどる脳の海馬の働きを促進し、記憶力アップにも期待ができるようです。

自己肯定感が高まる

水泳は「体が浮くようになった」「潜れるようになった」「〇m泳げるようになった」「目標タイムをクリアした」など、目標をクリアしやすいのが特徴です。小さな目標の達成を積み重ねると「自分はできる」という経験も増え、自己肯定感を高めることへつながります。

けがが少ない

水泳は、他のスポーツよりも運動量が多いものの、水中で行うため体への衝撃や負荷が軽減されるスポーツです。陸上で行うスポーツに比べてけがのリスクが少なく、安全で効率的に運動ができます。

水の危険性を知り万が一に対応できるようになる

小さいころから水の危険性を知っておくと、海や川遊びをするときも危険から身を守ることができます。実際、泳げないより泳げるに越したことはありません。万が一の事故に備えて、水の事故に遭うとどうなるのか、どう対処するべきか指導してくれるスクールもあるようです。

スイミングを始めるときの注意点

スイミングを始めるときに注意しておくべきポイントを3つ紹介します。

まずは体験教室に参加してみる

まずは、スクールが開催する体験教室や短期教室に参加してみましょう。これは、入会後のスイミングに対するイメージのズレをなくすためでもあります。

体験教室や短期教室を通して、子どものレッスンに対する意欲や楽しみ方、スクールの雰囲気や指導者との相性を確認できます。子どもにスイミングが合う・合わないを見極めておくことは、楽しく続けるための大事なポイントです。ぜひ体験教室や短期教室を活用してみてくださいね。

無理やり通わせない

3~5歳のうちがスイミングを始めるのにベストな時期とはいえ、子どもが嫌がっているときは無理やり通わせずにタイミングを待つことも大切です。また、子どもは感覚が過敏なため鼻や耳に水が入ってしまったり、水温の冷たさにびっくりしたりするとスイミングが嫌になることもあります。そんな子どもに対して、無理やり通わせてしまうとスイミングに対して嫌なイメージが付くおそれも。

子どもの感覚の敏感さを理解し、少しずつ水に慣れるのを待つことも大事です。そして、子ども自身がスイミングをやりたいと思うときまで、じっくり待ってあげることが習い事を継続させるポイントでもあります。

感染症のリスクや予防法を知っておく

スイミングを始めるにあたり、健康管理をしっかりすることも大切です。特にスイミングでは、プール熱やはやり目、水いぼなどの感染症が多くみられ、これらは肌同士の接触やビート板などの用具を介して感染する場合もあります。

感染症を予防するために、レッスン後には、シャワーを浴び、手洗いうがいなどをしっかりすることを子どもに意識づけるようにしましょう。

スイミングスクールを選ぶときのポイントは?

スイミングスクールを選ぶときに押さえておきたいポイントを4つ解説します。

費用はいくらかかるか

習い事をする上で、費用は最も気になるポイントのひとつです。費用はスクールによって異なりますが、一般的な月謝としては以下を目安にするとよいでしょう。

・ベビースイミング:約5,000円~

・ジュニアクラス:約6,000~10,000円(週1回)

月謝以外にも入会金や年会費、水着やスクールバッグなどの教材費が別途かかることもあります。希望するレッスン内容や予算に合うスクールを探してみてくださいね。

無理なく通える距離か

習い事への通いやすさも、長く続けるための大きなポイントになります。送迎バスがあったり保護者が送迎しやすかったりするなど通いやすさがクリアできると、スイミングも継続しやすくなりますよ。

クラスの人数はどうか

クラスの人数も確認しておきましょう。1クラスに子どもの人数が多いと、コーチの目が行き届きにくくなるおそれがあり、子どもが自由に行動することでけがをする場合があります。一方で、少人数クラスだとコーチが子どもたちの行動を把握しやすくなり、安全面は高まるでしょう。また、個別のニーズに合わせた適切な指導が受けやすくなり、上達の早さも期待できます。

コーチに指導力があり信頼できるか

スクールを選ぶときは、コーチに指導力があり、信頼できるかどうかも大事なポイントです。コーチが笑顔で楽しみながら行うレッスンであれば、子どものやる気もアップしやすくなります。

口頭だけで説明するのではなくしっかりと泳ぎを見せる、適切なアドバイスをくれる、子どもの頑張りを認め、褒めて伸ばしてくれるようなコーチだと、子どもは楽しくスイミングに通えるでしょう。体験教室などでは、実際にコーチの様子も観察してみてくださいね。

さいごに

スイミングは、体力向上や集中力アップなど、子どもにとって嬉しいメリットが多い習い事。3~5歳がスイミングを始めるのにベストだといわれますが、無理やり始めるのはおすすめしません。スイミングは小学校以降で始めても遅くはないのです。習い事は子どもが楽しく継続できることが大前提で、タイミングも重要になります。子どもに楽しくスイミングを習わせるためにもスクール選びをしっかりして、健康的な体作りを促しましょう。

参考サイト

    この記事の著者
    MISATO(peekaboo)
    ライター
    野球大好き元気いっぱいな4歳の男の子と離乳食が苦手な8カ月の女の子を育てるママ。家事・育児・仕事にバタバタですが、楽しみながら毎日を過ごしています。甘いものを食べることと宅トレが趣味です。ママに役立つ情報をお届けできたらと思います。
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