大きくなったら何になりたい?仕事がテーマの絵本9選!
仕事について学べる絵本4選
仕事には数多くの種類がありますが、それぞれ働き方は異なるもの。ここからは、特定の仕事について詳しくなれる絵本をご紹介します。
「おとうさんはしょうぼうし」(作:平田昌広/絵:鈴木まもる)
消防士の仕事が迫力のあるイラストで描かれているこちらの絵本は、ただ仕事内容について説明するだけでなく、物語が織り交ぜられているので、思わず世界観に入り込んでしまいますよ。消防士のパパと家族との絆が感じられる素敵な絵本です。
「パパのしごとはわるものです」(作:板橋 雅弘/絵:吉田 尚令)
悪役レスラーの仕事に注目したこちらの絵本は、映画化もされた「パパはわるものチャンピオン」と同シリーズの1作目となります。卑怯なことをして世間から嫌われる悪役レスラーのパパの姿を通して、真剣に仕事に取り組むかっこよさの虜になるでしょう。
「ぼくのママはうんてんし」(作:おおともやすお)
保育園に通うのぞむくんから見た働くママが描かれた絵本は、共働き家庭の支え合いについて考えさせられます。家族の愛が感じられる物語に、ママやパパも胸が温かくなりますよ。
「どんぐりむらのぱんやさん」(作・絵:なかやみわ)
個性豊かなどんぐりたちが活躍する「どんぐりむら」シリーズの絵本では、それぞれ仕事について紹介されています。シリーズ2作目のこちらでは、パン屋さんの仕事について学ぶことができます。新作パンを作るパパとママの苦労と、子どもたちの健気さにほっこりした気持ちになれますよ。
いろいろな仕事に出会える絵本3選
仕事の中には、子どもの知らないものも多くありますよね。ここからは、子どもが新しい仕事の存在に出会える、さまざまな仕事について紹介している絵本をご紹介します。
「しごとば」(作・絵:鈴木のりたけ)
こちらの絵本では、著者が実際に取材した9種類の仕事場が詳細に再現されています。仕事の流れや使う道具など、子どもといっしょに大人も見入ってしまうほど情報がたっぷりと詰まっています。「しごとば」シリーズは計6冊発行されているので、ぜひいろんな仕事場をチェックしてみてくださいね。
「なんにでもレナール!」(作:玉置 永吉/絵:中川貴雄)
魔法使いのもぐら、レナ―ルが魔法をかけると、ごっこ遊びをしている子どもが本物になれるという夢のある絵本です。絵本を読んだら「なんにでもレナール!」と呪文を唱えて、想像力を膨らませられそうですね。
「おとうさん・パパ・おとうちゃん」(作・絵:宮西達也)
お父さんの呼び方には「パパ」「父ちゃん」などいろいろなものがありますが、仕事中は「先生」「現場監督」などより多くの呼び方をされています。そんな呼び方を通して、さまざまな仕事について知ることができる絵本です。
将来を考えるきっかけになる絵本2選
子どもにとって将来仕事をすることは、遠い未来のもので想像することはなかなか難しいかもしれません。そんな子どもが将来について考えるきっかけとなってくれそうな絵本には、どのようなものがあるのでしょうか?
「おおきくなったらなにになる?」(作・絵:フランソワーズ・セニョーボ・訳:なかがわちひろ)
将来の幅広い選択肢が広がるこちらの絵本は、子どもが自分の未来について想像を膨らませるきっかけとなってくれるかもしれません。読むたびに子どものなりたい職業が変わるかもしれませんが、子どもがどんなことに興味や関心があるのか、新たな発見ができそうですね。
「ぼちぼちいこか」(作:マイク・セイラー/絵:ロバート・グロスマン/訳:今江祥智)
こちらは自分にぴったりの仕事を探すため、いろんなことに挑戦するかばくんをユーモラスに描いた絵本です。関西弁の訳が軽快で、何度も繰り返し読みたくなりますよ。上手くいかないことがあっても、頑張りすぎずに「ぼちぼちいこか」と力を抜くことの大切さを学べそうですね。
さいごに
絵本を通して仕事について知ることで、子どもはパパやママの仕事に対しても理解を深められるかもしれません。子どもが仕事について興味を持ったら、パパやママの仕事のことを話してあげるとより好奇心を高められるかもしれませんよ。