家庭用プールで子どもと遊ぼう!年齢別の選び方やのおすすめプールも紹介
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家庭用プールってどんな種類がある?3つの3つのタイプを押さえよう
一般的に多くの家庭で使用しているのは、ビニールプールでしょう。まずは、ビニールプールを大きく3つのタイプに分類して、それぞれのメリットとデメリットをお手入れのポイントと共に紹介します。
空気を入れるタイプ
使用する際、空気で膨らませて成形するタイプです。種類も豊富で、赤ちゃんから使えるベビーバスを2歳ごろまで水遊びに使うのもいいでしょう。
・メリット
空気によってクッション性がでるので、安全面に優れています。このタイプのビニールプールは、大きさや形、遊び要素の種類の選択肢も多く、子どもの年齢や好みに合わせやすいのも良いところ。特に低年齢の子どもには床面にも空気が入るタイプを選ぶと、座って遊んでいてもお尻が痛くなりにくい点も安心です。
・デメリット
大きいサイズだと、空気を入れるのに時間がかかります。電動ポンプの購入を検討する必要がある場合も。また、片付ける際も同じく空気を抜く時間と手間がかかります。もう一点、薄いビニールでできているため、穴が空きやすいのも気をつけたいところ。お手入れの際には穴がないかを点検し、シールやテープで補修すると次の使用の際すぐに準備ができるでしょう。
組み立てるタイプ
金属製の骨組みにビニールシートを張って成形するタイプです。オフシーズンにはコンパクトに収納ができます。
・メリット
空気を出し入れする手間が不要で、準備が簡単な点がメリットのひとつ。さらに生地が丈夫なので空気を入れるタイプよりも耐久性があります。また、比較的大きいものが多く、お子さんの年齢に合わせて水位を調整できるのもポイントです。お手入れについては、天日干しするだけでOK。そんな手軽さも魅力ですね。
・デメリット
クッション性はないので、野外に組み立てる際は芝生がある場所を選ぶなど、設置場所に工夫が必要なことも。そして、重量があることも忘れずに検討しましょう。例えば、子ども2人程度が遊べる大きさのプールで4kg程度。よって、収納場所が高い棚の上になってしまう場合などは不便を感じるかもしれません。また骨組みのパーツを無くすと使えなくなってしまうので注意が必要です。
折りたたみタイプ
空気入れも骨組みも必要ない、広げるだけで成形ができるプールです。組み立てタイプのような骨組みがないので、収納のしやすさに優れています。
・メリット
箱から出したら、広げて水を入れるだけ。そんな準備が簡単な点が大きなメリットです。また、生地も丈夫なものが多く、耐久性にも優れています。さらに底面に滑り止めを施しているものを選ぶと、子どもの年齢に合わせて安全に遊べますよ。
・デメリット
クッション性がないものが多いので、プールの下にクッションマットを敷くなど工夫が必要でしょう。また、商品によっては壁が簡単に曲がってしまうので寄りかかると水が漏れてしまいます。
家庭用プールを選ぶ基準はなに?チェックするポイントを紹介
ビニールプールにはサイズや形もバリエーションが豊富です。特に、空気を入れるタイプは滑り台や遊具などアトラクションがついたものもあり、悩んでしまいますね。続いて、家庭の使用条件をチェックしていきましょう。
人数や設置場所をチェック
子どもひとりがゆったり使うなら、身体に合った小型タイプで良いでしょう。兄弟や友だちと使用する予定がある場合は、人数を考慮して、大型タイプの検討を。
また、プールを設置する場所の広さや、石や砂利があるかなど環境もチェックしましょう。このようにして、使用人数や設置場所に合ったプールのサイズであるか?設置環境に合わせた種類であるか?と検討していくと、選びやすくなります。
子どもの対象年齢に合っているかチェック
プールを選ぶときは説明書にある対象年齢の確認を。特に低年齢の子どもと遊ぶ際は、プールの深さに注意が必要です。水位に気をつけていても、プールへの出入りがしにくいと転倒につながり危険が伴います。安全な環境で水遊びを楽しむためにも、年齢や身長に合わせた製品を選ぶとよいでしょう。
遊具付きのデザインもチェック
対象年齢が上がってくると、滑り台やトランポリンなどの遊具がついたデザインのプールも豊富にあります。大人数で遊べる大型タイプの製品が多いのでスペースの確保が必要ですが、家族や友だちとより本格的な水遊びができるでしょう。滑り台を滑るのも水があるだけで、いつもと違う感覚を味わえますよね。どんな遊び方ができるかイメージしながら、子どもの好奇心をくすぐるような製品を選んでみるのもおすすめです。
夏場でも安全に遊ぶために、水遊びするときの注意点も確認を
プールの中とはいえ、意外と汗をかきます。炎天下で体温が上がってしまったり、喉がカラカラになるまで遊んでしまったり熱中症になるリスクがあります。熱中症対策として、帽子をかぶったり、こまめな水分補給を促したりしながら、体調の変化には十分注意しましょう。また、屋根付きプールの検討も有効な手段です。
また水温や水位も気をつけ、子どもから目を離さず、注意して水遊びを楽しんでくださいね。
どんな基準で家庭用プールを選んだ?使用感も含めた体験談
実際に家庭用プールを購入した方から体験談を伺いました。プールを選ぶ際のヒントになりますよ。
3人兄弟の上の子に合わせて組み立て式を購入!その結果は?
我が家は2年前、子どもが当時10歳と7歳、1歳だったとき、インテックスの組み立て式のビニールプールを購入しました。
正直、1歳の娘の合わせたプールではなく、完全にお兄ちゃんたちに合わせた種類の購入でした。大きなプールで思いっきり遊んでもらう目的で、大き目のサイズを選択。それでも、1歳の娘は大喜びで、家族の誰よりも長く入って遊んでいました。泳げるわけではないので、水風船やカラーボールを入れたり、砂場で使うようなバケツやジョーロ、スコップを入れたりして楽しんだ様子。
年齢差があるので、1歳の娘からは目を離さないように、夫と交代で見守りました。子どもの成長に合わせて、水の量を増やしていき、よりプール感を堪能できるようになっています。
なお、プールの組み立てはママひとりでも10分程度で可能です。パーツに重いものはないので、バラバラに運ぶ分には特に問題ないですが、箱に一式入れて運ぶとなると重いと思います。
プールは2年たった今も使えていて、耐久性は優れていると感じます。
手軽な折りたたみタイプを使ってみた!クッション性には工夫が必要かも
子どもが2歳のときにプールデビューをしました。わが子は水遊びがあまり好きではないタイプなので、本格的なプールはまだできないかなと考えて手軽な折りたたみ式でお試しをしました。準備が本当に簡単で、広げて水を入れるだけ。子どもが怖がらないように水も少量にして、安全に遊ぶことができました。
このときは浴室にプールを広げましたが、屋外だったら下に石があると痛いかもしれません。今後はクッションマットを追加購入するなどして、対策をしたいなと思います。準備ももちろん、片付けも、乾かして折りたたむだけで簡単なのが何よりいい点ですよ。
子どもの年齢に合わせたおすすめのプール4つを紹介
子どもの年齢に合わせたサイズの目安を参考基準に、年齢別のおすすめプールを紹介していきます。
赤ちゃんから使える!Konges Sloejd/おうちプール Sサイズ
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赤ちゃんがひとりで座れるようになったら、内径50cm~1m以下、ヘリの高さは30cm以下の低いベビープールを選んでみては。コンゲススロイドのモコモコした可愛らしいデザインのビニールプールが、プールデビューにおすすめです。ヨーロッパの安全基準を満たしているので、小さなお子どもにも安心して使えます。
水に慣れて楽しめる2歳~3歳には2つのタイプからおすすめ
2歳前後になると、水に慣れてプールでおもちゃ遊びを楽しめるように。そんな子どもには少しサイズも大きく、内径1m以上~1.5m程が良いでしょう。ヘリの高さは子どもの股下より低いと転倒するリスクも下げられますね。
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・INTEX ゲータープレイセンター
インテックスのゲータープレイセンターなら対象年齢も2歳から。ワニのモチーフからシャワーが出るのも水の感覚を楽しめる仕掛けです。深さもないので、小さい子どもでも安心して遊べますよ。
・INTEX ミニフレームプール
インテックスのミニフレームプールは組み立て式なので、安定感があり、数人で遊んでも安心です。シンプルだからこそ、おもちゃを持ち込んで自由に遊べるのもいいですね。サイズもコンパクトなので準備や片付けも簡単。
深さのあるプールを楽しめる4~5歳には Ameerビニールプール
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4歳以降は深さのあるプールでも遊べる子どもが多くなる年齢です。そんな年齢の子どもには内径1.5m以上、ヘリの高さは40~50cm程がおすすめです。自宅の庭が広いなら内径2m以上のプールを選ぶと複数人でも遊べますね。
アミールの折りたたみタイプのプールには大型のサイズがあります。耐久性も兼ね備えており、活発に遊べる年齢の子どもにも最適。準備・片付けの作業は簡単ですが、大型なため重量があります。長さ2.1m型で12.7kgあるので、長い距離持ち運ぶのは少し大変かもしれません。
手作りのプール用おもちゃも取り入れて知育を楽しもう
家族に合わせたプールを選べば、家庭でも水遊びが楽しめそうですよね。家庭で水遊びをすると、手軽におもちゃを持ち込めるのも魅力のひとつ。手作りおもちゃなら、大人と一緒にキリやハサミの道具の使い方を見たりマネたりすることで知育にもつながります。最後に、水遊びで使える簡単な手作りおもちゃを紹介します。
ペットボトルシャワー
1歳前の子どもも楽しめるペットボトルシャワー。ペットボトルにシールを貼ったり、油性ペンでお絵かきしたり、オリジナルのシャワーを楽しめそうですね。
水でっぽう
子どもが大好きな水でっぽう。自分で、給水や水を押し出せると達成感が味わえそうですね。作る過程では、シャワー同様、オリジナルのデコレーションも楽しめます。
スポンジボール
好きな色のスポンジを選んで作れる、カラフルな見た目も可愛らしいボール。輪ゴムとはさみだけで作れるので簡単ですよ。3歳以降の子どもなら、一緒にはさみの練習もできますね。
さいごに
家庭用プールがあれば、子どもが小さいうちから水遊びを楽しめます。ビニールプールを選ぶときには、家庭の使用条件や子どもの年齢などから検討しましょう。注意点を踏まえて、遊び方に工夫をすれば年齢差がある兄弟、友だちとも安全に遊べるでしょう。ご家庭にぴったりの、使いやすい製品をみつけてくださいね。