雨の日でも外で遊ぼう!雨の日の外での遊び方や注意点、おすすめグッズを紹介
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雨の日に外で遊ぶメリットは?
はじめに、雨の日に外で遊ぶメリットについて紹介します。
「雨」を五感で楽しめる
幼児期は、脳の神経回路の発達にとって、とても重要な時期です。この時期に五感へ刺激を与えることは、心身の健康な発達を促すことにつながります。雨の日に外に出てみると、雨がポツポツ落ちる音、アスファルトが濡れた独特のにおい、肌が湿る感覚など、晴れの日では味わえない感覚を五感で楽しむことができます。雨の日に外で遊んで、心や体に新しい刺激をたくさん与えてあげましょう。
問題への対処法を考えるきっかけになる
雨の日に外で遊ぶと、「靴の中に水がたまって歩きにくい」「濡れた服が張りつく」「濡れた地面はすべりやすい」など、雨ならではのトラブルに遭遇することでしょう。しかし困ったときは解決能力を育むチャンス。どうやったらトラブルを解決できるのか、いっしょに考えてみましょう。「どんな靴を履いたら歩きやすいかな?」「どんな場所で遊べばいいかな?」など、子どもに投げかけてみるといいですね。
雨の大切さを体感できる
雨の日のことを「天気が悪い」と表現することがあるように、雨に対してマイナスなイメージを持っている人もいるでしょう。しかし自然界にとっては「恵みの雨」。雨が降ることで植物や野菜が育ち、生き物も潤います。日照りが続くと水不足につながり、人間の生活もままなりません。そんな雨の大切さは言葉だけでは伝わりにくいもの。実際に雨を見たりさわったりすることで、体で雨の大切さを感じることができます。
雨の日の外遊びアイデア9選
ここからはどんな遊びができるのか、遊び方をいくつか紹介します。
雨を観察してみよう
まずは雨を観察してみましょう。雨の強さや風の強さで降り方や雨音が変わることを感じたり、手を伸ばして雨をつかんでみたり。草木についた雨粒がキラキラと光る様子や、葉っぱをつたって落ちていく様子、雨が道になって流れていく様子を眺めてみてもいいでしょう。家の中ではわからなかった新しい発見があるはずです。
水たまりで遊ぼう
ただの水たまりも子どもにとっては楽しい遊び場です。水たまりでジャンプして泥だらけになってもOK。汚れは気にせず遊んでみましょう。雨が水たまりに落ちてはね返る様子を観察したり、水たまりをのぞき込んで自分の顔をうつしてみるのもいいですね。
泥遊びをしよう
雨水を含んだ土でどろんこ遊びをしてみましょう。泥はさわるだけ、踏むだけでも楽しいもの。乾いた土とは違い、手につくと取れにくいことや足跡が残りやすいことに気がつくかもしれません。
生き物や植物を観察してみよう
カエルやミミズ、カタツムリなど、雨の日に出会える生き物もたくさんいます。草花の間や木の陰をのぞき込んで探してみましょう。普段気持ちよさそうに飛んでいる鳥が雨宿りしていたり、太陽の下ではきれいに咲いている花がしぼんでいたり、晴れの日とは違った動植物の様子にも出会えるかも。
おままごとをしてみよう
いつものおままごとも、雨の中でやれば新鮮な遊びになります。泥団子や雨水のジュースなど雨の日メニューをつくったり、雨を避けられるおうちをつくったり、雨の日ならではのおままごとを楽しみましょう。
シャボン玉を吹いてみよう
シャボン玉で遊ぶのもおすすめです。シャボン玉は雨にあたっても壊れず、いつもより長持ちしやすくなります。これはシャボン玉が割れる原因である、空気中のチリやほこりが雨によって少なくなることや、シャボン液の水分が蒸発しにくいから。地面についてもしばらく残っているシャボン玉も観察できます。地面に残ったシャボン玉に向かって新しいシャボン玉を吹けば、くっつきあっていろんな色に光る様子も楽しめるでしょう。
絵を濡らしてみよう
事前に水性ペンで描いた絵を雨に濡らしてみましょう。インクがにじんでとなりの色と混ざり合ったり、不思議な模様になったりと変化していく様子を観察できます。コーヒーフィルターに絵を描けば、よりインクが広がりやすくなりますよ。また濡れた紙はいつもより破けやすいなど、新しい発見があるかもしれません。
防水カメラで写真を撮ってみよう
少し大きい子であればカメラもおすすめです。雨が落ちる様子や、水たまりにうつる景色など、雨ならではの光景を写真に撮ってみましょう。シャッターチャンスを探すことで、観察する力や感性を養うことにつながります。
カメラは防水機能があるものを選びましょう。また、落としても壊れないよう衝撃に強いものや、専用のケースがついているものだと安心です。
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こちらは防水機能がついて、雨の中はもちろん、海の中やお風呂など水中でも撮影ができるカメラ。小型で軽いため、子どもでも持ちやすいでしょう。動画が撮影できるのも嬉しいポイントです。
雨水をためてみよう
バケツや空き缶など、さまざまな大きさや素材の容器を準備し、雨をためてみましょう。たまる早さや雨が落ちるときの音の違いを楽しめるはず。外に出ずベランダなどでも楽しめるので、初めての雨遊びにもおすすめです。
外遊びのためのレインアイテムの選び方
雨の日に外で遊ぶときには衣類選びが大切です。
レインウエアはスーツタイプを
安全に両手を使って遊べるように、傘ではなくレインウエア(カッパ)を用意しましょう。ポンチョやコートタイプだと、ひらひらして遊びにくかったり、すそを踏んで転んでしまったりすることもあるので、上下に分かれたスーツタイプがおすすめです。防水加工や撥水加工がされているものを選びましょう。手首や足首が絞れるものだと、より雨が入りにくくなります。
サロペットタイプもありますが、トイレが安定しない年齢であれば、急いで脱ぐのには大変かもしれません。
またフードが目にかかる部分が透明になっているものを選べば、視界を遮りにくく遊びやすいでしょう。
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日本のアウトドアブランドであるロゴスのレインウエアは、雨を通しにくいのに蒸れにくいのでおすすめです。リュックの上からも着用できるようになっているので、通園・通学でも使いやすいですよ。
長靴はやわらかさが大切
長靴はジャストサイズのものを選びましょう。毎日履くものではありませんし、子どもの足はすぐ成長するので、大きめのサイズを選びたくなる気持ちもわかります。しかしサイズの合わない靴は歩きにくく、足の発達に悪影響を与える可能性も。ちょうどいいサイズを選んであげましょう。
また、ある程度の柔軟性も必要です。かたいと足首を曲げにくく、走るときに足の裏の曲げ伸ばしが十分にできないため、遊びの妨げになってしまいます。
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ムーンスターのこちらのレインブーツは、やわらかい素材でできており、雨が入り込みにくいよう、履き口が絞れるようになっています。防滑性能のあるソールなので、雨の中走り回っても安心ですね。
雨の外遊びで気をつけたいポイント
雨の日に外で遊ぶときに気をつけたいことを紹介します。
雨にあたる時間は短くする
雨にあたりすぎると体温が下がり、体調を崩す恐れがあります。普段の外遊びよりも時間は短めにしましょう。また雨が強くなったり風が吹いたりして寒く感じるようになったら、家の中に入るようにしましょう。
水分補給を忘れずに
雨でも梅雨の時期などは蒸し暑く、レインウエアを着ているのでより汗をかきやすくなります。こまめに水分補給しましょう。
遊具は危険?遊ぶ環境に気をつける
遊具は雨に濡れてすべりやすくなっていることも。公園で遊ぶ場合は、事前に遊具は使わずに遊ぶことを、子どもと約束しておくといいでしょう。それでも初めて行く公園だと、めずらしい遊具を見て遊びたくなってしまうかもしれません。いつも行く公園で遊ぶなどの工夫をしましょう。
家に入るときの準備をしておく
家の中に入るときに焦らなくていいよう、準備してから遊びに出ましょう。脱いだレインウエアを入れるカゴや足ふきマット、タオルなどを用意しておくと安心です。
遊び終わったあとの体調に気をつける
家に入ってからも体や髪が濡れた状態でいると体調を崩しやすくなります。タオルでよく拭いたり、お風呂に入ってあたたまったりして、体を冷やさないようにしましょう。また小さいうちは自分で体調の変化を伝えるのは難しいため、いつも以上に表情や体調の変化に気をつけてあげてください。
さいごに
雨の外遊びはメリットも多く、子どもにとって特別な体験です。準備や片付けのことを考えると億劫になるかもしれませんが、ときには思い切り外で遊ばせてみてはいかがでしょうか。最初は雨上がりに外に出ることから始めてみてもいいでしょう。
遊び終わったら、どんな気づきがあったか親子で話すのもいいですね。子どもならでは視点で、パパやママも気がつかなかった発見があるかもしれません。