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子どもの外遊びやアウトドアには育脳効果がある!?おすすめの外遊びやアウトドアと注意点も紹介

serina
2024/06/20 05:06
かわいい我が子が外遊びやアウトドアで思わぬ事故やケガにあわないよう、つい外遊びを控えたり、アウトドアを面倒だと思ったりしていないでしょうか。しかし、外遊びやアウトドアには、子どもにとってさまざまな良い効果があります。外の環境に触れ「なんで?」「どうして?」という子どもの好奇心から生まれる体験は、脳を活性化させ脳を育てるエネルギーになるのです。この記事では、外遊びやアウトドアが子どもに与える効果と、おすすめの外遊び・アウトドア、行うときの注意点も紹介します。親子ででききる簡単な外遊びも参考にしてみてくださいね。

外遊びやアウトドアが子どもに与える効果

自然のなかには植物や動物、昆虫、気象などさまざまなものが存在し、子どもの好奇心をかき立てるもので溢れています。また、外遊びやアウトドアでは、子どもが自然と体を動かす機会が多いです。ここでは、外遊びやアウトドアが子どもに与える効果を紹介します。

体の発達を促進する

さまざまな動きを外遊びやアウトドアで経験することは、体の筋力がバランス良く鍛えられると同時に、骨の形成、心肺機能などの発達に良い影響を与えます。また、子どもが疲れるまで体を動かし遊ぶことで、体力がついたり夜しっかり眠ったりすることができるでしょう。

コミュニケーション能力が育まれる

外遊びやアウトドアをする際は、幼稚園や保育園などで会う友だちとは異なる人と出会う機会が多いです。子どもがさまざまな人と接したり遊んだりすることで、みんなと遊ぶ楽しさや、協調性の大切さを学ぶことにつながります。

また、友だちと鬼ごっこなどの外遊びをするときは、会話をしたりルールに従ったりします。そのなかで、子どもは自然とコミュニケーション能力が身についていくのです。

知能の発達を促進する

きらきら輝く太陽の光、心地よくふき抜ける風、花や植物の手触りや匂いなど、外には幼児期の子どもの脳を発達させる五感の刺激に溢れています。それらに興味をもったり外で思いっきり体を動かしたりすることで、あらゆる脳の神経を刺激し、集中力や意思をつかさどる脳の前頭前野が活発になります。

前頭前野への刺激は集中力アップに効果的なため、子どもの学習効率がアップするかもしれません。

自己肯定感が高まる

自己肯定感は、ありのままの自分を認められる感覚のこと。登れなかった遊具にひとりで登れた、登山で山頂まで行けたなど、これらの経験で子どもが「できた!」という達成感を得ることができます。

困難や課題を克服し、なにかを達成する成功体験を積み重ねることで、子どもの自信はぐんぐん伸びるでしょう。加えて、「がんばったね!」と親から褒められた体験も、子どもの自己肯定感を高めてくれます。

外遊びをさせるのは何歳から?

子どもは生後間もなくして、神経細胞同士をつなぐ回路をつくる作業がはじまります。脳の発達が著しい子どものころにたくさんの刺激を与えることは、子どもの脳に良い影響をもたらします。

2歳を過ぎてくると、ものに名前があることが理解できるようになり、それにともない意味のある言葉を発するようになります。また、このころは歩行ができて移動の楽しさを知り、好奇心が芽生えはじめる時期です。

そして、たくさんの人やものにふれあうことで、好奇心が高まり脳の発達が促されていきます。そのため、2歳ごろから外遊びやアウトドアに連れて行って、新しい体験をさせてあげると良いでしょう。

おすすめの外遊び4選

それでは、子どもはどんな外遊びをすれば良いのでしょうか。4つおすすめの外遊びを紹介して行きます。

鬼ごっこ

鬼ごっこは、鬼から逃げたり鬼となって追いかけたりすることで、体の筋肉や体力が鍛えられます。また、走るだけではなく氷鬼や高鬼、手つなぎ鬼など、特別なルールのあるバージョンでは、逃げたり追いかけたりするなかで、さまざまな思考を働かせて遊ぶことができます。

だるまさんがころんだ

「だるまさんがころんだ」と鬼になった子どもが言っている間に、鬼以外の子が鬼に近づいて行きます。鬼がふり向いたら鬼以外の子は動きを止めますが、動いてしまったらアウト、捕まって鬼と手をつなぎます。

鬼は「だるまさんがころんだ」の言い方を工夫したり、鬼以外の子どもはわざとおもしろいポーズで止まったりと、楽しめる要素がたくさんある遊びです。

はないちもんめ

2チームに分かれて、それぞれのチーム内のメンバーで手をつなぎ、一方が歌いながら前進し、もう一方は後進します。それを交互に行い、歌い終わったらチーム内で相談して、相手チームのなかからそれぞれ1人を指名します。

指名された者同士でじゃんけんをし、負けた子どもは勝ったチームの仲間になり、どちらかのチームに人がいなくなれば終了。だれを選ぶか相談したり選ばれる子どもが偏らないよう工夫したりするなかで、協調性が養われる遊びです。


砂遊び

砂遊びでは、砂を丸めたりスコップなどの道具を使って土をほったり、手先を活発に動かすことで手先の器用さがアップします。子どもが山や城などの完成形をイメージしながらつくることで、子どもの創造力や発想力が高まるでしょう。

おすすめのアウトドア3選

次に、おすすめのアウトドアを紹介します。

キャンプ

キャンプは、テントの設営や野外でつくる料理など、みんなで協力しあって行動する場面がたくさんあります。また、太陽の日差しとともに起きる朝、朝露に光る草花の匂いなど、普段とは異なる広大な自然を楽しむこともできます。

山間や高原では、日が暮れると気温がぐっと下がり、体が冷えないように対処しなければなりません。自然のなかで過ごすことは、子どもが日常で得ることができない、学びと体験につながるでしょう。

登山

登山は標高のある場所に登って行くため、キャンプ場とは異なる花や植物、生きものなどに出会うことができます。変化に富んだ山道を歩くことは、子どもにとっては大変なこと。しかし、家族で声をかけあい、助けあいながら山頂に辿り着いたときの達成感は、なにごとにも代えられない経験となります。

登山道で他の人とすれ違い、「こんにちは」「がんばってね!」など、声をかけてくれる方もいるでしょう。こうしたコミュニケーションも、子どもの脳を刺激することにつながります。

スキー・スノーボード

冬であれば、スキーやスノーボードがおすすめです。体を鍛えられる良さに加えて、雪山という大自然も堪能することができます。雪遊びなど、まだ小さい子どもでも楽しめるスノーアクティビティが充実しているスキー場もあります。子どもにとって雪は、好奇心をおおいに刺激するでしょう。

親子でできる外遊び・アウトドア(年齢別)

ここでは、親子でできる簡単な外遊びとアウトドアを紹介します。ただし、年齢はあくまでも目安なので、子どもの発達や興味に応じて遊ぶようにしましょう。

0~1歳ごろ

この時期の子どもとは、周りにあるものを観察しながら抱っこやベビーカーなどでいっしょに散歩しましょう。いろいろな景色を見ることは、子どもにとって楽しいだけでなく脳に良い刺激を与えます。

歩く前の子どもは、近くの公園まで行ったり、身近にある植物や動物、電車などを見に行ったりするのもおすすめです。


子どもが歩けるようになったら、少し散歩する距離を伸ばしたり、子どもの興味のある乗り物や動物などを見に行ったりしても良いですね。このとき、親は「ねこさんいたね」「青い電車だったね」など、子どもに話しかけることを意識しましょう。

子どもが指したもの、見えるもの、聞こえた音をそのまま言葉にするだけで大丈夫です。「今日はなにがあるかな?」とクイズにしてみるのもおすすめ。

2~3歳ごろ

2~3歳ごろの子どもには、鬼ごっこをアレンジしたしっぽとりがおすすめです。しっぽとりとは自分のしっぽを守りながら、相手のしっぽを追うゲームで、相手がどう動くのか考える力や視覚トレーニングとしても効果があります。家庭にあるハンカチやタオルをしっぽとして使用すると良いでしょう。


子どもの成長や発達によって異なりますが、3歳ごろは、イヤイヤ期が終わるころ。この時期の子どもは、新しい環境に慣れやすいため、キャンプなどのアウトドアをスタートさせるのがおすすめです。

4~5歳ごろ

4~5歳ごろの子どもには、足踏み競争がおすすめ。親子で向かいあって両手をつなぎ、相手の足を先に踏んだ人が勝ちとなるゲームです。走り回ったり手を離したりせず、自分の足を踏まれないようにしながらも、相手の足を狙います。

足踏み競争をするときは、子どもも親も安全対策としてスニーカーを履くようにしましょう。


5歳くらいになると、ほとんどの子どもは歩きがしっかりとしてきます。簡単に登れるコースがある登山などをすると良いでしょう。また、スキーやスノボもこの時期からスタートさせるのがおすすめです。

子どもが外遊びをするときの注意点

外遊びやアウトドアを行うときには子どもに危険がないように、親は子どもから目を離さず見守ることが大切。特に1~2歳ごろの子どもは、なにが危険なのか理解するのがむずかしかったり、歩きもしっかりしていなくて転倒しやすかったりするため、常に目を離さないようにしましょう。

また、幼い子どもは遊ぶことに夢中になり注意力が散漫になるため、遊具から転落したり、走ってこけたりするなど、ケガをしてしまう可能性があります。安全に遊べる環境を整え、予期せぬ危険を未然に防ぐことが大切です。

さらに、季節によっては虫刺され対策や熱中症対策も忘れないようにしましょう。

さいごに

自然に触れ、体を動かすことは体力がつくだけではなく、脳に良い影響を与えてくれます。また、外遊びやアウトドアをすることで、新しい友だちと出会ったり、知らなかった景色を見たりと、子どもの世界がどんどん広がって行くでしょう。

しかし、親は子どもが安全に楽しく遊べるように、気配りすることが大切です。まずは、近所をお散歩して外に慣れさせることからはじめてみるのも良いかもしれませんね。

参考サイト

    この記事の著者
    serina(peekaboo)
    ライター
    物を転がすのが大好きな1歳の息子の子育てに奮闘中のママです。息子が小麦アレルギーだと分かり、食べられるものか成分チェックが癖になっています。趣味は手帳を書くことで、日々の記録や手帳を使った「手帳術」を試すのが好きです。
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